チグハグな1日—ホスタの新芽に大喜び、そして大慌て

来週の月曜日、東京で講演や勉強会の予定が3件入っていたので、八ヶ岳疎開生活を数日だけ中断する事になった。

元々決まっていた予定なので、特に慌てる事もなく、朝7時過ぎにオフィスを発って、自宅に戻る計画を立てた。

午前6時前には起床して庭を散策。

異形のソメイヨシノに、満開に立ち会う事の出来た感謝の気持ちを「言葉」で伝え、野鳥さん達へは、お留守中の給餌をどっさり。残るヒマワリの種はあと1回分だ。

早朝から「異形のソメイヨシノ」に語り掛けた。長い付き合いなので私の気持ちは伝わるはずだ。自生の白樺2本も大きく育ったな…

移植を終えたばかりの「楓3姉妹」にはバケツで水をたっぷりと与え、メインウッドデッキの鉢植えのブルーベリーやリンゴにはホースで水遣りした。

鹿軍団の食欲(嫌がらせ)は凄まじく、リンゴの木2本だけでなく、モミの木の幼木まで昨年は枝や葉を傷付けられた。現在、メインウッドデッキのブルーベリーコーナーの近くでリハビリ中だ。さあ、水遣りしなくっちゃ…

朝からなんて「働き者」なんだろうと自画自讃。

最後に、オフィス周辺に植えたホスタさん達が芽を出していないか念のため確認。

一昨日の夕方確認したときには、まだ芽はひとつも出ていなかった。例年、ホスタさん達が芽を出すのはGWの前後だ。さすがにまだちょっと早いよな…

なんて思いながら、オフィスエントランスの地面に目を凝らすと、あっ、ホワイトフェザーの芽が出ているぞ。

ホスタ「ホワイトフェザー」の新芽が、帰宅前にホスタさん達が地面から顔を出し始めている事を教えてくれた。

地面に刺した「ネームプレート」を頼りに他のホスタさん達の様子を確認すると、あちらこちらで、ふんわり柔らかくて、いかにも美味しそうな新芽が顔を出しているではないか(°0°)

これは鹿軍団の食害が何故か少ない「ゴールデンティアラ」の新芽だ。2016年の大惨事の際も、何故か鹿軍団は見向きもしなかった。

ホスタさん達の新芽に出会えた事を大喜びすると同時に、大慌てである!

このままオフィスを発ったら、留守中に「鹿軍団」の餌食になってしまう事は確実だ。

葉の形を見れば30種類程植えたホスタさん達の品種は見分けがつくのだが、新芽の段階ではネームプレート頼りになる。この写真だけでは品種不明。まだまだ修業不足だな…

だが、結界石《改》のさらなる強化や新たな鹿軍団への対策は「検討中」の状態で何の用意も備えもない。

ネームプレートと昨年の茎の残骸がなければ、こんな小さな新芽は見過ごしてしまう…

このままホスタさん達を放置できないし、さあ困ったぞ。どうしよう…

幸い、昨年使った改良前の結界石がバケツに半分位残っていた。

バケツ半分程度だが、結界石《改》が残っていて良かった…

これを約30種類植えてあるホスタさん達の周辺にちょこっと撒いて、あとは草木の神様(カヤノヒメかな?)に「神頼み」。

今回の油断が2016年の大惨事(https://triglav-research.com/?p=15533)の二の舞とならぬように祈るしかなかった。

こんな「想定外」の出来事もあったが、予定通り7時ちょっと前にオフィスを発ち、新百合ヶ丘の自宅には9時に到着。

今日は、講演資料提出の〆切日でもあるので、自宅書斎ですぐに仕事を開始。

東京も25日から緊急事態宣言期間入りとなると、対面からオンラインに切り替えとなる講演も出てくるだろうな…

なんて考えていたら、正にその通りの展開になった。

結局、予定していた3件すべてが、ZOOMやWebexでの対応に変更(私にとってはウェルカムだ)。

「世の中は本当に変わりつつあるな..」と実感。

ん? でもよく考えたら疎開生活を中断する必要もなくなったのだ。

どうも、朝からなんとなくチグハグな1日だな…