今朝の7時40分に自宅を発ち、いつも通りに約1時間50分の通勤時間で八ヶ岳オフィスに到着。
出社初日なので、ふらふら出歩く事はせずに、終日、本宅とオフィスで雑事諸々を楽しむ。まあこれも「恒例」である。
とは言っても、今回の出社は、今年も八ヶ岳とは思えない程に穏やかだった(過酷さが感じられなかった)冬に区切りを付けて、春に移行するための大切な「節目」の時期である。
最近流行のDX(デジタル・トランスフォーメーション)になぞらえると、SX(スプリング・トランスフォーメーション)って感じだろうか…
午前中は、仕事関連の資料のスキャン作業をして、午後からは庭仕事の準備だ。
まずは「異形のソメイヨシノ」の様子をチェック。勿論、まだ開花には至っていないが、予想していた以上に蕾の膨らみが早い。
この調子だと今年はGW前には散ってしまうんじゃないかな?
取り敢えず、これから毎日状態を観察する「基準蕾(花)」を決めてプレートを取り付けた。
その後、TBGF(Triglav Black Garlic Factory)の工場長として黒ニンニク製造をスタート。
続いて、オフィス地下室からガーデンファニチャー類を引っ張り出してウッドデッキに並べたりと、正に「雑事」の連続だ。
最後に、ゆっくりと庭を散策し、木々や草花の芽吹きの状況を丹念に確認。
特にホスタさん達に時間を掛けたのだが、さすがに土の上に頭を出している芽はなかった。まだ、対鹿軍団対策を準備する必要はないな…
今年の開花トップバッターは何だろうか? おっと、屋久島馬酔木の内の1本が鈴生りの小さな白い花を咲かせているじゃないか。これで決まりだな。
1時間程、庭と財産区林を観察して回ったが、富士見高原標高1,300mの地には、まだまだ春の訪れを告げる兆候は稀であった。
「まだ冬の方が優勢だな…」なんて事を考えつつ、最後にオフィス周辺を見回したら、フキノトウが色々な場所で顔を出し始めていた。
やっぱり春は確実に訪れているのだ!