八ヶ岳で過ごしていると「オフィス」というのは、基本的には「仕事」をする場所である事を「稀(rarely)」に忘れてしまうことがある。
どちらかと言うと稀にではなく「しばしば(often)」かもしれない。より正確に表現するならば「頻繁に(frequently)」のような気もする。
今日は朝からこの「基本原則」にしっかりと立ち返って、自分でも驚く程に真面目に新たな講演資料の作成に取り組んだ。
休憩したのは軽いランチタイムの45分間程。いつもなら庭を散策するのだが、今日は「異形のソメイヨシノ」の基準花の様子を見たのみ。それ以外は、午後3時の珈琲タイムだけだった。
その結果、見事な位に仕事が捗った。この週末は、仕事に一切タッチせずに八ヶ岳ライフを満喫できそうである。
もっとも、我が社独自の第3次非常事態宣言発令中なので、基本的にはあまり出歩くことはせず、敷地内での「遊び」が中心になるだろう。
1日の仕事の締め括りにデスク周りの整理を終えたら、もう午後6時になっていた。オフィスのウッドデッキに出ると、ちょうど夕陽が南アルプスの山々に沈むタイミングだった。
「春の夕陽」か… 真冬の夕陽とは、やはりちょっと雰囲気が違うな。優しい、と言うか、柔らかな感じだ。思わず5分程見入ってしまった。
1日PCと向き合って疲れた頭と目には、最高の「癒し」の環境である。
その後、ポストを覗いたら郵便物が何通か届いていた。オフィスに戻り、雑誌が入った封筒を開けるとBE-PAL5月号が出てきた。
手に取るとちょっと驚く位に重い。BE-PALお得意の金属(鋳鉄)系の付録に違いない。
オレンジ色の付録の箱には「SHO’S 肉厚グリルパン」とあった。早速、付録を取り出す。おっと、こりゃ「肉厚鉄板mini」の続編だな。
次に、BE-PALの肉厚グリルパンの解説記事を読む。これもソロキャンプブームに見事に対応した付録である。
料理などまったくしない私が、ソロBBQの誘惑に駆られ2019年11月の付録であった肉厚鉄板miniを2枚入手。
3月初旬にシーズニングを漸く終えたものの(https://triglav-research.com/?p=31278)、まだソロBBQを楽しんでいなかった。
エーイ、ついでだからこのグリルパンも合わせてデビューとするか。これも、やはりシーズニングが必要なのかな?
もう1度解説を読むと「2枚そろうと奇跡の始まり」と書かれていた。記事によるとホットサンドメーカーのような使い方が出来るらしい。
もうそんなの見ると2枚目が欲しくて堪らなくなった。
AmazonでBE-PALをもう1冊買おうと思ったのだが、4月8日(昨日)発売されたばかりなのに、既に売り切れ。
「肉厚鉄板mini」が付録だった2019年11月号も書店ではあっと言う間に売り切れた事を思いだした。おそらく、今回も同じパターンだな。
ああでも、小淵沢ICのLAWSONでは、発売日からかなり経過していたにもかかわらず、BE-PALを普通に売っていたんだ!
ダメもとで、これからLAWSONに行ってみよう。「たたかうマヌカハニー」のど飴の在庫が無くなっていたから、ちょうどイイや。
すぐにD4でLAWSONに向かった。真っ先に雑誌販売コーナーに進んでBE-PALを探す。あったぞ! 今回も1冊だけ残っていた。
こうして私は、肉厚グリルパンもしっかりとペアで入手。
ソロBBQの道具だけは、こんな具合にコレクションが着々と増えて行く。
そう、何か始める時はまずは「形から入る(=道具を揃える)」事が重要なのだ!