「桃源郷」を巡る帰宅風景 —リニアの走行もバッチリ撮影!

さあ、今日から新年度がスタートだ!

通常、4月の第1週は講演もなく比較的ノンビリ出来る時期なのだが、今年は新年度初日の今日から来週前半まで重要(かつ大きな)講演がギッシリ入っている。

そんなわけで、昨日の朝8時半過ぎに八ヶ岳オフィスを発って帰宅の途についた。

だが「年度末の節目の日」に真っ直ぐ帰宅するなんてのは「無粋」である。

今年は既に、梅⇒桜と満開状態の名所を探訪したので、次は「桃」の番だな…

幸い、帰路の途中には桃の作付面積日本一を誇る「笛吹市」がある。

中央道からピンクに染まった桃畑を眺めるのも悪くはないが「桃の名所に寄り添う道草」を楽しむ事にした。

9時半ちょっと前に中央道を甲府南ICで下りた。

ここから一般道を「笛吹市八代ふるさと公園」⇒「花鳥山展望台」⇒「桃源郷菜の花畑」とD4で走行。

八代ふるさと公園の駐車場のすぐ脇には桃畑が広がる。高遠のタカトオコヒガンザクラよりも、さらにピンクが鮮やかだった。
桃の花をじっくりと観察。梅と桜と桃の違いは「花びらの形状」で見分けがつく事を社主さまから学んだ。
八代ふるさと公園では桜も満開。前方後円墳の展望スペースから見る有名な「夫婦桜」は本当に美しかった。

途中の道は、右を見ても左を見ても、桜より濃密な「桃色のベール」に覆われたかのような世界、正に「桃源郷」だ。

実は、今回の道草中にはもうひとつ「予期せぬ幸運」があった。

「花鳥山展望台」の展望スペースにはスマホではなく、結構ガチな撮影機材を揃えた写真マニア風の人達が何人かいた。

その人達の会話から、この展望台が「リニアの見える丘」として有名である事を初めて知ったのである。

「花鳥山展望台」の周辺も桃が満開だ。写真左上の構造物がリニア実験線である。
しかしまあ、見事な位に、桃また桃の世界だな… 写真右上はリニア実験線の高架である。
「花鳥山展望台」がリニア実験線の有名な撮影ポイントである事を知ったのは、駐車場に着いた後だった。

確かに桃源郷の中央にリニア実験線が存在感を誇示していた。ナルホド! この人達は「撮り鉄」か。

その内の一人の方に、次にリニアが走行する時間について尋ねると「不確定。ほんの数分前に走行したばかりなので、次までは1時間位は間隔が空くだろう。」との答えが返ってきた。

チェッ、タイミングが悪かったな…

社主さまにその旨を伝え、次の走行を待つ程には暇ではないので、展望台の周辺の散策路を少し歩いてから、次の目的地(桃源郷菜の花畑)に向かう事に決めた。

3分程歩いてから、何気なく実験線を眺めると甲府方面にスーッと走行するリニアが見えた。エッ (゚o゚;

大慌てでGN20Uでビデオ撮影しようとしたのだが、時既に遅し。

もうリニアは、実験線の先にあるトンネルの手前に差し掛かっていた。ああっ、今日は本当にツキがないな。

と、思った瞬間、リニアはトンネルの手前で停止。あれっ、どうしたんだ??

改めてGN20Uでビデオ撮影を始めると、驚いた事に、今度は逆方向に走行し始めたではないか (°0°)

 その結果、リニアの走行シーンもバッチリ撮影できたのだ(低速走行だったのが良かったな)! 

と、こんな具合に「桃源郷とリニア」を約1時間半の道草で堪能。

「桃源郷菜の花畑」の駐車場らしきものはなく、道端にD4を置いて、お散歩モードに。
「桃源郷菜の花畑」の道を歩いた。ピンクの桃一色の世界から、赤や黄が加わり、より華やかなイメージに転換。
桃源郷菜の花畑には「白い桃」も咲いていた。

結局、11時過ぎに一宮御坂ICから中央道に乗って、再び帰路についたのであった。

それにしても「最高の年度末の1日」だった。とっても良い気分で新年度を迎える事が出来たぞ!!

 

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