「桜の妖精たちの宴」—高遠城址公園南口は桜満開!

明日に3月期末を控えて、今日はビジネス的には「微妙な日」だ。

更新せねばならない資料が山のようにあるのだが、どれも3月期末の株価等の確定を待たねばならない。

中途半端に仕事をしても成果に繋がらないタイミングなので、午前8時迄に問合せ案件等をすべて処理して、8時以降は「完全休養日」にする事に決めた。

富士見高原界隈でまったり過ごすという選択肢もあったのだが、桜の名所開花情報によると「高遠城址公園」がそろそろ見頃になってきたとの事だった。そこで、急遽、伊那・駒ヶ根方面にドライブする事に決めた(積極果敢な経営判断!)。

午前8時45分にオフィスを発って、途中、コンビニやGSに立ち寄りながらノンビリとD4で走行。高遠城址公園の駐車場に着いたのは午前10時を少し回ったところだった。

お花見の最盛期には城址公園からかなり離れた駐車場からシャトルバスでの送迎となるのだが、今日は北口ゲートすぐ脇の駐車場にD4を置く事が出来た。

今日は高遠城址公園の北門前の駐車場にD4を置く事が出来た。駐車料金は1,000円。入園券売り場まで歩いて1分程度の最高のロケーション。ちなみに入園料は大人1人500円だ。

3月28日に公園開きをしたばかりの割には、お客さんの数はそれなりに多かったが、三密を気にする必要のない「快適な人出」であった。

北口ゲートから入場し、その周辺の桜の開花状況を見ると3分咲きから5分咲きといった印象。社主さまと「ちょっと来るのが早かったね。」と言いながら園内をゆっくりと散策。

高遠城址公園の案内図。今日は北口側から入って南口まで歩いて、また北口に戻ってくるルートとなった。
北口ゲート近くの桜は3分から5分咲き程度でちょっと早く来過ぎたかなと後悔した…

そんな状況が一変したのは、南口ゲート近くまで進んだ時だった。もうそこは「別世界」。正に「桜満開」の状態だった。

だが、南口ゲートの近くまで来た時に世界が変わった。満開の桜が目の前に広がったのだ。
南口ゲート付近の桜は、どれも今日が満開のピークのように思えた。北口周辺で感じた「ちょっと後悔感」はあっと言う間に吹き飛んだ。

咲いている桜は「タカトオコヒガンザクラ」。高遠城址公園の固有種であり、 我が家の桜「ソメイヨシノ」よりも少し小ぶりで、花は鮮やかなピンク。

我が家のソメイヨシノよりも、かなりピンクが濃いな。 美味しそうな色だ…

小ぶりなので満開の桜の花が目の高さで観賞できる「おもてなし精神抜群」の特別な桜である。

タカトオコヒガンザクラは小ぶりな木なので満開の花が目の高さで観賞できる。

「わに塚の桜」の「孤高の矜持」にもグッと来たが、この小ぶりな桜が何本も寄り添って華やかに咲いている様は「桜の妖精たちの宴」といった趣で、実に華やかだ。

樹高は低いが枝は横に大きく広がり、花の付き方が密なので実に華やかな桜だ。「妖精」って感じかな。

南口ゲートのすぐ近くには売店があり、そこで「桜ソフトクリーム」を買って、タカトオコヒガンザクラの花を眺めながら味わう。

満開の桜を見ながら味わう「桜シフトクリーム」は格別だった!

正に「至福の時」である。

こんな具合に、平日の午前中に、何の躊躇いもなく夫婦でふらっとお花見に来る事が出来る。

零細企業経営者ってのも、まあ悪くないな…

 

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