2月23日(ふじみ)の日に思ったこと…

昨日、2月23日は富士見(ふじみ)の日だった。何か特別なことがあるかというと「ある」。

年4回、鹿の湯の回数券が、富士見町民に割引販売される日なのだ。その他は、4月26日(よいふろの日)、11月26日(いいふろの日)と、なぜか8月8日(八峯苑の日)だ。

11枚綴りの回数券は値上げされて現在7,000円だが、この特別割引では5,000円で販売される。1回455円であの「鹿の湯」に入浴できるのは、やはり魅力である。

割引販売の対象は「富士見町民」なのだが、「富士見高原別荘管理事務所」と管理契約を結んでいると、この恩恵に浴する事が出来る。

私の会社は富士見町で登記しているが、個人の住民票は、まだ川崎市(昨年までは自宅滞在日数の方がはるかに多かった)なので、この「管理契約特典」の方をフル活用している。

八ヶ岳オフィスから「鹿の湯」まではD4で3~4分だ。COVID-19前には、私が単独滞在の場合は、おそらく週3~4回は「鹿の湯通い」をしていた。COVID-19の終息期待も込めて、今回は取り敢えず2万円分(44回分)を購入。

2月23日のふじみの日の特典を使って回数券を44回分購入した。写真右下は「個人町民税・県民税(家屋敷)納付証」の裏面。

「鹿の湯」の魅力は温泉だけではない。館内の「レストランなでしこ」の料理も美味しくて、値段はリーゾナブルだ。

「鹿の池」を見下ろし、南アルプスの山々を遠望できるレストランのロケーションも素晴らしい。私の八ヶ岳ライフにおいて「鹿の湯」の貢献度合いは極めて大きいのである。

いつも「鹿の湯」の事ばかり書いているが、実はレストラン「なでしこ」の料理もとても美味しいのだ!
COVID-19対策は万全で、先日、私が社主さまとランチに行った際にはテーブルの間隔がタップリと確保してあった。
鹿の池を見下ろし、山々を遠望できる素晴らしいロケーションに「なでしこ」はある。
その日のランチはこんな感じだった 上↑(私) 下↓(社主さま)

富士見町は、年に1回、「個人町民税・県民税(家屋敷)納付証」なるものを送ってきてくれる。その裏には、温泉やキャンプ場、富士見パノラマリゾートゴンドラの割引特典が印刷されている。

残念ながらこちらを利用する機会はこれまでなかったのだが、住民票を置いていない「セカンドハウス族」に対する気配りのようなものが感じられてちょっと嬉しい

また、私には直接的なメリットはないが、テニスが大好きな社主さまや息子達にとって、町民テニスコートが1面 8時半~12時迄530円で借りることが出来るのも魅力のようだ。

定期巡回、除雪やゴミ出し等々、富士見高原別荘管理事務所のしっかりとした対応には「他人に厳しい私」も満足している。

そして、いざという時の「富士見高原病院」。私にとって「主治医」と呼べる先生は、こちらにいらっしゃる。

まあそんなわけで、私は「富士見町」が大好きで、快適な八ヶ岳ライフを送れてきたことに対して感謝もしている。

あれっ?「川崎市」に感謝の気持ち抱いたことはあるかな?? どう考えたって、私がこれまで納付してきた税金に見合った行政サービスをしてもらったとは思えない。

COVID-19時代になって、ブチ切れそうになった事は2回しかないが、その内の1回は、自宅最寄りの区役所の対応だった。

昨年の9月、マイナンバーカードの電子証明書の更新手続は区役所じゃないと出来ないと呼び出され、ほんの1~2分で簡単に終わる手続のためにわざわざ出向いた。

説明なんか無しでもあっと言う間に出来る程度のことなのに、外見の年齢で判断されたのか、担当者がひとり付いて、ご丁寧に手続の解説を始めた。そんな事、自分で出来るって!

何よりも「無駄」が嫌いな性格なので、区役所のDX時代に逆行するような対応に苛立って、自分でも血圧が急上昇したのがわかった。With COVID-19の時代になって「生命の危険」を感じたのは、あの時だけだった。

住民税の納付先は、1月1日時点の住民票所在地で決まるという「融通の利かない」システムとなっている。

「ふるさと納税」なんてあんなまどろっこしい仕組みじゃなくて、私のように「二拠点生活」している場合は「行政サービスに対する満足度・感謝度」に応じて、住民税の納付割合を納税者が自由に配分できるシステムを導入してくれないかと、心底願う。

そうなれば「富士見町 6:川崎市 4」かな? いや「7:3」、違うな「8:2」だろう…