以前、「急速に変わりつつある趣味趣向」と題した投稿を何本か配信した事があった。
人生もとっくに後半戦に突入し、来年には「還暦」を迎える我が身の「好みの変化」を綴った内容だったが、最近はさらに、自分の「新たな好み」に合わないものが許せなくなってきた。
元々、我が儘だった性格にドライブが掛かったのかもしれない。
好みが「激変」したと言えるような領域がいくつかあるのだが、最もわかりやすいのは「色(カラー)」の好みだ。
以前はビジネスでもプライベートでも「小物系」は「ブラック一色」だったが、時代が令和に変わった頃から、ビジネスは「グレー」、プライベートは「グリーン」と2本立ての好みに変わった。
一方で、同じ頃から「断捨離」を進めて、昔からの信条であった「迷ったら捨てる!悩む前に切る!」をより徹底した。
これは、裏返せば、本当に良い(気に入った)モノは、トコトン大切に使うという事の徹底にも繋がる。
これまでのコードバンやブライドルレザーを中心とした革文具コレクション等は、本当に良いモノの典型だ。
でも色は「ブラック」ばかり。さあ、どうしようか?
また、COVID-19の影響なのだが、文房具等に滑り止めとして使われている「(シリコン)ゴム」が嫌で嫌で耐えられなくなってきた。
前々から「加水分解や経年劣化」でベタベタ、ボロボロするのが嫌いではあったのだが、それが許せないレベルに変わったのだ。
With COVID-19の時代になってからは、デジガジェや文具をアルコール除菌機能付きのウェットティッシュで小まめに拭き取るようにしているのだが、ゴムの滑り止め部分にウェットティッシュの細かい繊維が貼り付いて残る。これが兎に角、気持ち悪い。
嫌なモノを我慢するのは性に合わないので、最近は「気に入らないモノは変えてしまえ!」主義を徹底するようになった。
皮革製品への対応は、「染めQ」の「ロイヤルグレー(ビジネス用)」と「モスグリーン(プライベート用)」が力強い「相棒」だ。
常時2~3本はストックを保有しており、片っ端から「長年のお気に入りだった革小物」のお色直しを実行中である。
文具系ではゴム使用部分を一掃中。
今日の午後、ちょうど Amazonに注文してあったJetstream 4&1とFRIXION BALL 4用の「プチ改造グリップ」が追加で届いたので、オフィスでグリップを交換。
ほ~ら、これでお洒落になったし、ウェットティッシュで拭いても問題ないぞ!
文房具や革小物を自分の好みに変える(改造)するなんてのはちっぽけな事だが、「何かを我慢しないことの爽快感」は大きい。
そんなわけで「気に入らなければ変えればいい!」は、私の「信条ラインナップ」に完全に定着した。
だが、すべてを自分好みに変えることは勿論「不可能」である。
そんな時はどうするのか?
我慢はしない。自分が変わるしかないのだ!