今日も本当に穏やかな1日だった。朝、オフィスデスク前のブラインドを開くと美しい「有明の月」が空に浮かんでいた。
齢を重ねるについて「日月(じつげつ)」の好みが変わってきたのを実感する。
嗜好は朝陽から夕陽へと移り、そして最近の一番のお気に入りは「有明の月」だ。
氷点下のオフィスウッドデッキに出て、この淡く美しき月を愛でた。
今年の仕事始めは4日と決めているので(私の気分次第で変わるかもしれないが)、明日までは極力外出を控えて、八ヶ岳本宅で過ごす予定だった。
だが、明朝「あずさ」で東京に戻る予定の長男から「中村農場のチキンカツ定食」が食べたいとの要望が寄せられた。
現在、我が社(家)は、「外食自粛(禁止)中」だ。元々、私は「食」にはこだわりも興味もないので、別になんともないのだが、「中村農場」と「草笛」だけは、時々、無性に訪れたくなる。
中村農場については、テーブルの間隔をタップリと確保し、自動予約発券システムを導入するなどして「COVID-19対策」は徹底していることは確認済みなので「特例承認」。
社主さまと長男の3人で「2021年初外食」を楽しんだ。
これから当分の間は、色々と「初」が付くことになる。夕方は枕木テラスで「2021年初焚き火」。
ああっ、1日の終わりの焚き火は、やっぱり最高だな…
社主さまの依頼で「焼きバナナ」にチャレンジ。アルミホイルにバナナを包んで焚き火の中に放り込むだけ。
こんなの誰でも出来るだろうと高を括っていたのだが、焚き火の中でホイルが開いてしまったようで1本は「焦げバナナ」になってしまった。
どうも「料理の類」は苦手だ… でも「焼きバナナ」は料理にすらならないかな?
今年は、八ヶ岳オフィスで仕事をする日には、なるべく「屋外」で気分転換する時間を増やそうと決めている。その筆頭が「焚き火」だ。
お気に入りのBS TV番組「ひろしのぼっちキャンプ」を視聴すると「焚き火道」の奥深さを感じる。
今年は「焚き火道を極め、珈琲道を深めよう!」と目標を立てている。
そうだ、焚き火道の名著「焚き火大全」でも読み返そうかな…
本宅ホビールームの書棚から探し出してきて、早速、読書を開始。
他に面白い本はないかとAmazonで検索したら、それらしき本が何冊か検索ヒットした。やっぱり「焚き火ブーム」なんだ!
でも、お手製の枕木テラスの上で、これまたお手製の鉄チン製の焚き火台で毎日のように焚き火を楽しめるこばち~(私)は「希少種」に違いない。
そんな自慢にもならない事を考えながら、八ヶ岳での1日を終えようとしている。