元々、仕事の際には「極力身軽」にをモットーとしてきたが、最近はさらにその傾向に拍車が掛かってきた。
冬になってコートを着るようになってからは、講演用のマスクや携帯用の手洗いジェル等も、すべてポケットに放り込めるようになったので、講演用の iPad Pro 12.9inch だけ手に持って仕事に出掛けることが増えてきている。
当初は、名刺入れと老眼鏡の持ち運びに無理が生じるかなと考えた。
だが、名刺は初対面の人が少ないと予想されるケースでは、今はもう出番がほとんどなくなったパス(IDケース)に数枚入れておけば事足りた。
老眼鏡も使用感を損ねない範囲で、可能な限りの小型化と軽量化を追求した結果、まあ何とか違和感なくコートのポケットに収まるようになった。
「iPad Proだけお供」状態になったら、仕事に行くのも気楽な気分で「遊びの延長」みたいな感覚が芽生えてきた。やはり「装備」とか「外観」って重要なんだな。
とは言っても、常にiPad Proだけでお仕事ってわけにはいかない。モバイルバッテリーや電子化されてない本を持ち歩くこともある。
そんな時でも「遊び心」を味わえる鞄がなかったかな? 自慢のRIMOWAコレクションは、ちょっと路線が違うよな…
ふと閃いた。そうだ、L.L.Beanの AmeriBagがあるじゃないか!
実は、上の写真のブラックとブラウンのL.L.Beanのレザーバッグは「八ヶ岳本宅」と同級生。
2000年に本宅を購入した直後のアメリカ出張で、そのユニークな形状がもたらす機能性とレザーの質感に魅了されて、2つまとめて購入した物なのだ。
そうか、購入後21年も経っているんだな…
その後、かなり酷使したのだが「驚異的な耐久性」でファスナー、ポケット等のトラブルやレザーの劣化もまったくなし。
ここ数年は出番が減ってクローゼットの中で登板待ちだったのだが、再び活躍の機会が巡ってきた事になる。
さあ、明日はブラックとiPad Proの組み合わせで、今年最後の対面型の仕事に行こう!