金融誌やレポートの原稿、講演資料等々の〆切りが今週前半に集中しているので、12月2日の八ヶ岳オフィス出社以来、仕事中心の日々が続いている。そのため、今年は冬支度が異例とも言えるほどに遅れ気味だった(暖冬のためでもあるが)。
仕事に忙殺される私に代わって、ここ数日は、社主さま(家内)が、様々な作業を感心するほどの手際の良さで進めてくれたので、冬支度も漸く「8合目」まで来た感じだろうか。
次に雪が降るまでに完璧に終えなければならない作業は何が残っているかな? 仕事の合間にチェックリストに書き出してみた。ああっ、8合目と言うよりは、もう9合目に近いな..
夕方になって、ちょっと気分転換をと思い、チェックリストの上の方にあった「凍結防止剤(不凍液)」の準備をする事にした。
前回、八ヶ岳オフィスを離れる際に、今シーズン初の本宅の「水抜き作業」は済ませたのだが、その際に凍結防止剤のストックが乏しくなっていたことに気が付いた。
自宅滞在中に注文し、数日前に八ヶ岳オフィスに届いたのだが、仕事が忙しくそのまま放置状態であった。
凍結防止剤の商品名は古河薬品工業の「メタブルー」。21年目を迎えた八ヶ岳ライフにおいて、おそらく10年以上は付き合いの続いている馴染みの商品だ。
20リットルのポリタンクで届いたものを、小型サイズの容器4個と中型サイズの容器1個に小分けして、冬の間は小型と中型を室内に置いて、水抜き作業の際に使用。ポリタンクに残った分はオフィス地下室に保管して出番を待つことになる。
軽~い「定番冬支度」は15分程で終了。何てことない作業なのだが、容器が涼しげなブルーの液体に満たされたのを見ると、不思議と冬の訪れを実感する。
「氷」のイメージなのかな? 違うな。「冬の八ヶ岳の空」の色に似ているからだ。
センター・シンボルツリーであるウラジロモミの樹上を見上げた。メタブルーの色合いに似た「凛とした八ヶ岳ブルー」の空が広がっていた。