野鳥のレストラン リニューアル・プロジェクト 2020—①1号店と2号店の統廃合

今回の八ヶ岳滞在も決算分析作業がメインの目的なのでふらふらと出歩くような事はしない。

まあ、仕事が暇でもCOVID-19パンデミックの状況考えたら、外出を極力避けるのは当たり前か…

だが、仕事の隙間時間を使って「冬支度」だけは進める事に決めている。気分転換にもちょうどよいので、1日の作業時間は90分までと決めて計画的に実行。

冬支度のひとつに加えたのが、3店運営している野鳥レストランのリニューアルだ。特に1号店と2号店はセルフビルドから18年が経過し「老朽化」が著しい。

加えて本宅メインウッドデッキに設置した「1号店」のすぐ脇に「ブルーベリーさん達の専用スペース」を作ったので、衛生、及び、ブルーベリー防衛の観点から1号店は「撤去」しかないと判断。

1号店と2号店を統合した上で、旧2号店の設置場所に「新1号店」として新装オープンする事に決めたのである。

作業開始に当たっていくつかの条件を設定。

①基本的には手許にある部材のみで新築・改良
②予算は新設1号店と3号店を合わせて1,000円以内
③作業時間は1日45分以内を目途(冬支度作業全体の50%)
④3日(木曜日)から作業開始して遅くとも6日(日曜日)までにすべてを終え、来週まで引きずらない
⑤リニューアルが終わるまでは、野鳥達がどんなに催促しても、今年の給餌はスタートしない
という5大原則である。

段取りさえ決めれば、あとは効率的に作業するのみ。

3日(1日目)は、1号店と2号店の撤去⇒部材選定⇒部材カット⇒部材塗装で終了。

オフィスの地下室には、オフィスをセルフビルドした際の残材や端材が保管してある。この中から適当な部材を見繕って新1号店を作る事にした。
大小様々な端材をメインウッドデッキの作業台に運んで作業開始。1日目は部材カットと塗装で終わった。

4日(2日目)は、屋根施工⇒給餌皿取り付け穴開け加工⇒支柱(土台)のカットと固定⇒一部部材のボンドによる固定を行った。

2日目は完全防水の屋根作り。ブチルテープを貼って下地処理をした後に、アスファルトシングルの残材を重ね貼り。
2日目には支柱の固定作業も行った。支柱の下部が腐食していたので10cm程カット。その後、2本在庫があったロープ張りの金具を釘代わりにして枕木に打ち込んだ。ワイルドだな…

1日目は1時間近くを要してしまったが、2日目は予定通り45分で作業完了。

そして今日が3日目。新1号店の完工予定日だ! 作業は実にシンプル。

ひたすらビス打ちの組立作業を約20分。その後は支柱の台座に固定して、ヒマワリの種用の新しい皿(余っていた植木鉢皿)を取り付けて一旦作業は完了。所要時間は43分。

組立作業は簡単。必要なビスはすべて1日目の部材選定の際に用意済み。DIYに1番大切なのは「作業の段取り」、2番目は「コストパフォーマンス」だ!
給餌台は水抜き穴が必須。旧1号店と旧2号店がほぼメンテナンスフリーで18年間使えたのは、水抜き処理がしっかり出来ていたからだ。

今回の新1号店は大型なので、ヒマワリの種用の他に果物用の小さな皿を取り付ける事にした。そこで、簡単に取り外して掃除が出来るようにするためボルト支柱を2本設置。

ヒマワリ用の大型皿を取り付けた。余っていた植木鉢皿を利用。水抜き穴を開け、金具を使って給餌台の底板からは5mm程、浮かしてある。勿論、掃除しやすいように簡単に皿は外せる設計。手前のボルトは果実用。ちょうど良いサイズの皿がなかった。

残念ながらちょうど良い小型の皿がなかったので、果物用は明日、100均でで買おう!

ちなみにこれまでの要したコストはまったくのゼロ。要は残材や端材、余り物のみで新1号店は完成したのである!

新1号店完成! 容積は旧1号店と旧2号店を合わせた位のサイズだな。
新1号店の裏側を仰ぎ見る。存在感はバッチリだな…

さあ、明日は不要となったBSパラボラアンテナで作った「3号店」の再リニューアルだ。