今日までに20行強の銀行が決算発表を終えたので、決算発表シーズンも3合目手前まで来た。これだけ決算発表済みの銀行が増えてくると、もう分析作業が楽しくて楽しくて仕方ない。
八ヶ岳ライフはまだ21年目だが、銀行アナリスト稼業はもう32年目である。手間暇は掛かるが、常に知的好奇心をくすぐってくれる業界なので「銀行」という言葉がこの世から消えてなくなるまでは寄り添っていこうと考えている(5年位はまだあるだろう)。
朝の8時過ぎからExcelとの睨めっこがスタートし、午後6時前に今日の予定が片付いた。既にオフィスの窓の外は真っ暗。本宅のホビールームに置いてある文房具を取りに行こうとオフィスを出たら枕木テラスのすぐ下でガサガサッと動物が動く音がした。
鹿が3頭彷徨いていたようで、私の出現に慌てて逃げ出したのだ。本宅のすぐ側まで領土侵犯していたらしく、メインウッドデッキの人感センサーライトが点灯していた。
1頭でいる限りは愛らしいのだが、群れをなすと「暴走族」のようになるのが「鹿軍団」なのである。しかしまあ、この時間に本宅とオフィスの間にまで来るとは大胆不敵だな。
明日の仕事の準備は午後8時からと決めて、夕食を挟んでちょっと休憩。それにしても今日は、昼食時間20分程を除いて、ほとんど数字をいじり回していたので疲れたな…
身体的な疲労ではなく、頭が疲れてオーバーヒート気味になっている。最近、こういう時のCooling手段は2つある。ひとつ目は「吊り目美人さん達のモノクロ写真」を眺める事だ。
縄文系、土偶系は「三十三番土偶札所巡り(https://triglav-research.com/?page_id=28440)」の6月24日の結願後は、まったくのノータッチ。だが「整理分類」が趣味のような性分なので、暇な時間があると膨大な数の写真の整理をしてきた。
作業を進める内に、何故か八ヶ岳界隈から出土する顔面付土器の顔、特に「吊り目美人さん系」のお顔に癒される事に気が付いた。これまでの「土偶さん 命!」みたいな状況からは様変わりである。
顔面付き土器の写真だけのフォルダを作成し写真を並べてみたのだが、土器や展示スペースの背景の色合いが様々で、その魅力が削がれてしまう気がした。
大好きな写真集「縄文の夜神楽」の数々の神秘的な写真の事を思い出し、試しにモノクロ転換してみると、スッキリ&ホッコリ感が高まって、すっかり気に入ってしまった。
そんなわけで、ずっとお休みしていたInstagramを「顔面付土器の世界」として再開。現在のところ、私にとってのInstagramは、誰かに見て欲しい、誰かと繋がりたいといった思いとはまったくの無縁。
Instagramに投稿すると当『八ヶ岳稿房』のサイドバーにランダム表示してくれるプラグインが重宝だからという邪な理由が投稿の原動力となっている。
iPad Pro11が写真を眺めるのにはちょうどよいサイズだ。「吊り目美人さん達」にも色々なパターンがあり、モデルさんが何人もいたのだろうなと想像。
こういうお顔の宇宙人が、縄文時代における「日本の首都 八ヶ岳」に飛来して、縄文人さん達と仲良く共存していたに違いない!と、私は確信しているのだ。