花は咲く 春が来れば 地の果て続く限り…

何の根拠もないのだが、数日前からCOVID-19よりも「地震」の事が気になって仕方ない。

地震予知関連のメルマガを購読したり、宏観異常現象の情報をこまめにチェックする習慣が身に付いている影響かもしれないが、どうもザワザワ感のようなものがあって「嫌な感じ」だ。

だからと言ってウィルスのような感染予防策があるわけでもない。食料品等、生活必需品の備蓄を厚くする程度の対応しかないのだが、COVID-19対策で、自宅も八ヶ岳も「半月+α」程度を確保済みだ。これ以上は保管スペースの問題もあるので、政府がCOVID-19で緊急事態宣言を発令した後に、改めて適正量を検討するつもりだ。

食料を中心とした備蓄品のチェックは社主さま(家内)がしっかりと対応しているので、私の出番はない。そんなわけで、今日は朝から防災リュックの内容物の確認を行った。フル装備の自宅用とD4運転中に災害に遭遇した場合の簡易版をチェック。昨年の春に中身の大幅な入れ替えを実施したばかりなので、当然ながらの過不足ない状況に満足。

続いて、庭に出て雨水タンクにしっかりと緊急用の生活用水が溜まって(貯まって)いるかを確認。こちらもOK。

災害時の生活用水とする雨水タンクの貯水状態をチェック。コックを捻るとすぐに水が出てきた。満水状態で80リットル。雨水も貴重な戦力である。

ふと庭を見ると、クリスマスローズが満開である。八ヶ岳よりも暖かいので、ホスタや百合も一斉に芽吹き始めている。

八ヶ岳と異なり、自宅の庭は社主さまの趣味でロックガーデン風に仕立ててある。
クリスマスローズは何種類も植えてあるそうだが、自宅の庭には私はノータッチ。
ホスタの種類は、私が管理している八ヶ岳の庭の方が豊富だな。20種類以上は集めたから…
春特有の勢いで、私が何か知らない花がどんどん芽吹いている。まあ、でもこれはホスタである事はすぐにわかった。
この辺りの花は、八ヶ岳で購入したものかな?

花水木はどうかな? 2回のリビングのベランダに出て確認すると、正に開花直前だった。

2Fベランダに出て花水木の様子を見た。開花直前である。

よくよく見ると、庭だけでなく、ベランダやフェンス等々、自宅は花が満開じゃないか….

庭以外も意識はしていなかったが、家中花が満開だ。
フェンスに掛けたポットもこんな感じ。ああ、やっぱり花はイイな!

COVID-19パンデミックで自粛生活を送る中、花を愛でる心のゆとりを失っていた事に気が付いた。そう言えば、今年は満開の桜をじっくりとは見ていなかったな。

ふと、ドラマ「日本沈没」の主題歌のフレーズが頭に浮かんだ。「花は咲く 春が来れば 地の果て続く限り…」 ウィルスで大地が消えてしまう事は無いんだから、まあ、大規模な地殻変動よりはマシかな?

ちょっとだけ気持ちが明るくなった。