獣道を進む!—タケニグサとの果てなき闘いに備えて

タイトルに「獣道を進む」と書いたのはちょっと大袈裟かな?でも、嘘ではない。

今回の八ヶ岳滞在は社主さまにご同行いただいているが、講演週の途中なのでふらふらと遊び歩く事はない。外食に出掛ける程度で、基本的には本宅とオフィスで過ごしている。

今日の午後4時前、ちょっと気分転換に敷地南西側に広がる財産区林の中を歩いてみた。浅い谷状の地形になっており「涸れ沢」というのが適切な表現の地形である。

年に1~2回有るか無いかだが、大雨が降ると細い小川のようなものが出来て、水が流れる音が庭に出ると聞こえる事がある。

写真中央の石が見える部分が「涸れ沢」の水の流れ道。年1~2回は大雨の時に細い川が出来るようだ。

ここは我が宿敵「Deer(鹿)軍団」の通り道となっており、群れで移動中の鹿が我が家の庭に立ち寄って悪さをする。だから「獣道」だ。

Deer(鹿)軍団は、こんな感じに我が物顔で財産区林の獣道を進んで行く。そして、我が家の庭に侵入してくるのだ!

この獣道にエイリアンの如く進出して5~6年前から大増殖を始めたのが「タケニグサ(別名チャンパギク)」である。アルカロイドの一種を含む有毒植物なので、あの鹿軍団ですら見向きもしない。

こいつが初夏のタケニグサ。殲滅戦を何度か試みたが、我が領土への侵入を何とか阻止できている状況に過ぎない。財産区林はこいつらの「楽園」と化している。

だから「獣道」で堂々と繁茂する。何回か「タケニグサ殲滅戦(https://triglav-research.com/?p=21861)」を試みたが、私の勝利には至っていない。辛うじて、我が家の敷地内への侵入を食い止めているに過ぎない。

財産区林に沿って100mほどタケニグサンの大繁茂スペースが続く。枯れた茎のようなものは、ほとんどがタケニグサ。

今年は雪が少ないので、良いチャンスと考え、獣道の中でもタケニグサが集中している100m程の距離を歩き「冬の状態」を観察。まあ、敵情視察である。

既に茎は枯れているので、意味は無いのだが、片っ端から踏み潰しながら歩く。エイリアンで言うところの「Queen 」らしきスポットを3カ所程発見。新芽が出てくるタイミングで集中的に草刈機攻撃をしてやろうと決めた。

枯れたタケニグサの茎を片っ端から踏み潰して歩いた。意味は無いけれど…

鉢巻道路の下を通る巨大ヒューム管の50m程手前まで来ると、何故かタケニグサは急に勢いがなくなる。それ以上、領土を拡大する事がない。土壌の性質なのか、或いは、陽当たりなのかはよくわからない。

鉢巻道路下を通るヒューム管まで50m程の場所から先は、何故かタケニグサは領土を拡張しようとはしない。本当に不思議だ。

ここで、探索(散策かな?)をやめて、我が家の敷地に向かって緩い傾斜を上がる。その先は。ツリーハウスの建設予定地である約100坪の三角地だ。

財産区林の側から見上げたツリーハウス建設予定地。2月初旬の午後4時過ぎだが「陽射しは十分」だ。

ついでだから「2月初旬の午後4時過ぎの陽射しの状況」を写真撮影しておこう!

我が家の庭の側から見たツリーハウス建設予定地。支柱になる大きな広葉樹がないのが弱点だ!

八ヶ岳滞在中は、こんな具合に数ヶ月先(タケニグサ殲滅戦)やまだ具体的予定のない何年も先(ツリーハウス建設)の事を考えながら、常に行動するようになるのだ…