講演週で超多忙な中、当『稿房通信』と本業の真面目なビジネスブログ『銀行業界鳥瞰図(https://triglav-research.biz/)』の投稿・配信を隙間時間をやり繰りして何とか継続している。
1月は、しっかりとお正月の「休稿期間」を設けたのだが、それでも両サイトの合計配信本数は43本に達した。そんなわけで、2月になったばかりだが、そろそろ「勤勉タンク」のEmpty警告表示が点滅し始めている。ああっ、八ヶ岳に帰りたい(??)な…
ビジネスサイトの方で私が「GS」と書けば、ほとんどの読者は米国の投資銀行「Goldman Sachs」の事だと思うだろう。だが、『稿房通信』の読者の方は「ガソリン・スタンド(正しくは Gas Station)」を思い浮かべるに違いない。
今日の午後、私は後者の方のGSに久し振りにD4の洗車に行ってきた。私にとって、GSは「憩いの場」である。
自宅周辺でも八ヶ岳でも、基本的には「ENEOSのお気に入りのGS」でセルフ給油をする。年間利用のおそらく9割以上は、2つのGSに集中してるはずだ。
5,000cc V8エンジンでハイオクガソリンしか召し上がらないD4の胃袋(タンク)の容量は86ℓ。大排気量である上に車重2.5t超えなので、中央道を中心とした通勤での利用がほとんどなのだが、燃費はリッター8kmを下回る。平均すると7.7km位だ。ゆえに、給油はかなり頻繁に行うが、それは「憩いの場」には相当しない。
自宅近くの給油所の方はセルフではあるが、洗車やコーティングは事前予約で本当にしっかりと対応してくれる。自宅で仕事に疲れ気味になると「ちょっと洗車に行って来るね~」って感じに、ふらっとGSに行きたくなる習性が染みついているのだ。そう、こちらのGSが「憩いの場」であり、洗車で訪れる際が「憩いの時」なのである。
今日は午前中で仕事が一段落。本来は金融誌の原稿を書かねばならないのだが、事情があって、ちょっと〆切りを延ばしてもらえた。そこで、朝の内に予約を済ませ「洗車」へGo!
まずは、セルフ給油を済ませる。ハイオク1ℓ 150円。アメリカとイラクのゴタゴタがあった際には170円までは上がるだろうと覚悟していたのだが、そうはならなくてちょっと安心。
新型ウィルスの影響で景気は悪化するだろうから、むしろガソリン価格はさらに下がるだろうなんて考えている内に給油完了。62.03ℓで 9,305円。もっとガソリン価格下がるといいな…
給油を終えると顔馴染みのお兄さん達が、すぐにD4を洗車スペースに移動してくれた。これからが「憩いの一時」。待合室に座りながら、ホットコーヒーを飲みつつ、窓越しにD4の洗車風景をひたすら眺めるだけ。時々、ちょこっとGalaxy Note 9を弄る程度の時を過ごす。
このGSが好きなのは、レジや相談カウンターの後方が全面ガラス張りで、洗車スペースでお風呂に入っている(シャワーを浴びている)愛車の姿をぼんやりと眺められる事だ。
30分程でコーティング車用のメインテナンス・ウォッシュは完了。洗車コースから拭き上げスペースに移動するのだが、この光景もまた待合室から眺める事が出来るのだ。このGS設計した人は、本当に「車好き」なんだなと思う。
約50分で下回り洗車(雪道かなり走ったからな…)も合わせた全作業が終了! 仕上がり確認を終えて洗車料金 3,900円を支払う。
D4は通勤で使う「社用車」なので、勿論、すべてが「会社経費(車輌経費)」である。会社の経費決済のメインカードは、ANAのDinerS なので、ENEOSで使うと有名なマイルやポイントの「三重取り」が可能なのだ。
だから、ENEOSばかりを使うのであるが、小田急読売ランド駅に近いこのGSは、洗車中の愛車が眺められる事に加え、働くお兄さん達の「好感度」が高いので、すっかりお気に入りになっている。
GSでのこんなささやかの「短い憩いの時」を過ごした私は、新百合ヶ丘の自宅に向かった。さあ明日は、東京で3コマの講演だ!