ここ数日の天候を「異常」と感じたのは、どうやら私だけではないらしい。昨晩のニュース番組は、軒並み、全国レベルで起こっている気候の異様な変動を報じていた。
午前中、オフィスに荷物を届けてくれたヤマト運輸と郵便局の方も、こちらから特に話題を振る事なく「本当に変な(気持ち悪い)陽気だ。」みたいな言葉を残していった。八ヶ岳界隈の住人に共通した「違和感」とか「不安感」のようなものがじわじわと広がりつつあるのだろうか?
もしかしたら、日本人全体の感覚かもしれないな…
今回の山籠もり期間の内、仕事に集中するのは丸1週間と決めている。午前8時から午後3時まで、間に1時間の昼食と休憩タイムを挟んで第1セッションで約6時間。午後3時から4時迄は休憩し、その後は午後7時迄、さらに3時間の第2セッション。計1日約9時間のデスクワークにフィットするような資料作成のプランを組んでいる。
一昨日、昨日は、ほぼ計画通りの進捗だったのだが。今日は思ったよりも第1セッションの仕事が捗り、午後2時前には予定していた作業を終えてしまった。
富士見の町に買い出しに出ようかと思ったのだが、元々、明日の午前中をそのためのオープン時間としていたので、予定を弄るのはやめた。空いた時間は1時間なので、ゴミ出しと乙事のJAで所用を済ませる事にしよう!
それにしても寒くない。と言うか、暖かい。D4のエンジンをかけて外気温表示を見ると8℃と示した。雪があっと言う間に解けてしまうはずである。
別荘地区のゴミステーションに寄った後、富士見高原スキー場の様子を見に行く事にした。雪、大丈夫かな??
平日であるにもかかわらず、スキー場の駐車場には大型の観光バスが7~8台停まっていた。どうやら小学生のスキー教室のようだ。
スキー場も雪がタップリという感じではなかったが、それなりに賑わっていた。ああ、よかった。駐車場から眺める南アルプスの山々が美しい。
その後、乙事のJAまでD4で移動(ひたすら八ヶ岳の裾野を下る)。オフィスの標高は1,300mだが、JAは1,000~1,050m程度だろうか? JA駐車場では、D4の外気温計は10℃を表示。さらに暖かい。
時間に余裕があったので、乙事から本郷、境の辺りをちょっとドライブする事にした。お気に入りの写真撮影スポットにD4を停めて、八ヶ岳や南アルプスの山々の光景を楽しむ。
真冬であるにもかかわらず、陽射しの強さにちょっと驚く。まるで「春」のようだ。田畑は土が緩んでおり、もう種蒔きが出来そうな気配である。
帰路は、八ヶ岳をひたすら上り「鉢巻道路」に出た。ヨドバシカメラの研修センターを過ぎた所で路肩にD4を停めてグリーンベルトを観察。冬の気配がまったく無い。
「春のようだな…」とまた無意識に呟いていた。