自分で言うのも何だが、自他共に認める「器の小さい人間」である。
最近はあまり使わなくなったようだが器の小さい男を「小鉢男」と呼ぶ時代もあった。個人的には「小鉢男」に共通する条件は「細かい事に拘る面倒な人間」である事だと思う。これについては、私は「王道」を歩んでいる自負がある(決して自慢できるものではないが…)。
デジガジェや文具などの「仕事道具」が良い例である。自分の使いやすいように改造することは当たり前だし、カラーが気に入らなければで自分の好みの色に塗り替えてしまう。
八ヶ岳オフィスにはそのために「ミッチャクロン」やお好みのカラーの「染めQ」が何色か常備してある。おそらく、ミッチャクロンや染めQと聞いただけでピーンとくる人は、私の同類であろう。
昨日の午前9時前に八ヶ岳オフィスを発って、新百合ヶ丘の自宅に戻った。帰宅前に八ヶ岳オフィスで最後に済ませたのが、正に「小鉢男のこだわり」であった。
Amazonで購入したApple pencil の 「Pen sleeve holder」なるグッズが八ヶ岳オフィスに届いたのが一昨日(23日)。これを iPad Pro の Smart Keyboard Folioに貼り付けて、第1期の決算分析山籠もり期間は完全に終了したのである。
Apple pencil は「第2世代」になって劇的に進化。特に、iPad Pro本体にマグネットでアタッチ可能となり、同時に充電できるようになったのは、大きな利点である。
だが、マグネットでの固定であるが故に、Apple pencil が鞄の中で外れたり、何かの拍子に落としてしまうことが、Smart Keyboard Folio 携帯時にこれまで度々あった。「小鉢男」はこれが我慢できない。
ゆえに、Smart Keyboard Folio とTPOに応じて使い分けている OtterBox Symmetry Series のような「ペン・スリーブ機能」を発揮してくれるグッズをずっと探し求めていたのである。そして、その条件を満たしたのが「Pen sleeve holder」だったのだ。
12.9inch と 11inch用に注文していた2つのPen sleeve holder(同じ物)を早速、それぞれのSmart Keyboard Folio に貼り付けた。
貼り付け方は「お好み次第」といったグッズなので、なるべく厚みの増さないスマートな向きを選択。勿論、貼り付け後の見映えがアンバランスにならないように定規でミリ単位で位置を調整したことは言うまでもない。
結果は、うふっ。久々の「大当たり小ネタグッズ」である。これで、Smart Keyboard Folio 使用時にもApple pencil の紛失や落下を気にせずに済むぞ!
但し、色合いがSmart Keyboard Folio と微妙に異なるのがちょっと気になる。染めQのロイヤルグレーで染めようかな。
小鉢男の面倒なこだわりは、簡単には収まらないのだ…