「こばち~」の面倒なこだわり —縄文のビーナスさまペンケースのお洒落な利用法

iPad ProとApple pencil、それに、Galaxy Note 9 の Sペンを使うようになってから、筆記具を使う機会が激減した。その結果、様々な筆記具のコレクションに合わせて買い集めたペンケースも活躍の場が減っていったのである。

一方で、ここ数年、仕事でもプライベートでも手放せなくなってきたのが「老眼鏡」や「中近両用眼鏡」だ。眼鏡を出張や講演のお供にする場合には、当然ながら「眼鏡ケース」が必要になる。だが、眼鏡ケースの多くは、大きくて嵩張る。そしてお洒落じゃない。

仕事の際、特に、東京での電車通勤時の手荷物(鞄)は極力、小型軽量化するというのが私の信条なので、嵩張る眼鏡ケースはそれに反する。既存の眼鏡ケースは、私にとって、ちょっとイラっとする存在だった。

ちょうど1年程前だっただろうか。これまで収集してきた「コードバン製の小型ペンケース」を手入れしていた際に、私の愛用する老眼鏡や中近両用眼鏡にサイズ的にピッタリなケースである事に気が付いた。コードバンのしっかりとした造りは、大切な眼鏡を破損から守ってくれる。しかも、どれも長いお付き合いの専門業者さんに「名入れ」をお願いした愛着のある物ばかりだ。

以来、老眼鏡用と中近両用眼鏡にそれぞれ異なったタイプを選んで、TPOに応じて使い分けてきた。

愛用の老眼鏡(左)と中近両用眼鏡(右)には、それぞれにピッタリとフィットするコードバン製ペンケースを眼鏡ケースとして使っている。すべて「名入れ」のこだわりだ。

プライベートで使っている中近両用眼鏡やハズキルーペは仕事用と比べるとサイズが大きいので、コードバン製のペンケースには入らない。それにハズキルーペは元々頑丈なので、コードバンで守る必要もない。ゆえに、かなり大きめな眼鏡ケースとBE-PALの付録をケース代わりに使ってきた。

プライベート用の中近両用はサイズがちょっと大きくてコードバン製のペンケースには収納できない。仕方ないので嵩張るのを我慢して、頑丈で大きな眼鏡ケースを使っていた。
ハズキルーペの普段使い用はBE-PALの付録をケースにしている。頑丈だからこんな素材でもトラブルは無し。

だが、やっぱり嵩張るし、お洒落じゃない。プライベート用にもちょうど良いサイズのペンケースがあるといいな… そんな事を考えていた矢先に訪れたのが「尖石縄文考古館のミュージアム・ショップ」だった。そう、11月23日【縄文土偶探訪記】の最後を飾る「土偶さんグッズ購入」の場である。

未購入のグッズを探していたら、縄文のビーナスさまを飾りとしたブラウンのレザー製ペンケースを発見。手に取ってみると軽くて柔らかい。厚みも長さも、コードバン製のペンケースよりもちょうど一回り程大きい。見た瞬間にプライベート用眼鏡のケースにピッタリだと閃いた。価格は1,350円(だったと思う)で、コードバン製のペンケースの7~8分の1位だ。お得だな~  そんなわけで迷わず購入!

今日の夕方、ちょっとした空き時間が出来たので、プラベート用の中近両用眼鏡を入れてみた。見事にピッタリ。しかも柔らかい素材なので、縄文のビーナスさまの眼鏡拭きを一緒に入れることも可能だ!

最近、仕事の際には縄文のビーナスさまの眼鏡拭きを持ち歩く事が出来なかった。コードバン製ペンケースとビジネス系の眼鏡さん達はあまりにもピッタリのフィット感なので、大判の眼鏡拭きは収納できないのだ…
コードバン製ペンケースよりも柔らかい素材で一回り大きいため、縄文のビーナスさまの大判の眼鏡拭きを入れても窮屈感無し。
縄文のビーナスさまペンケースにプライベート用の中近両用眼鏡を入れファスナーを閉めた。見事なフィット感。こりゃ「大当たり」だな! オフィスに置いてあるハズキルーペ・コンパクトもおそらくOKだろう。

Pen sleeve holderに続いて「大当たり小ネタグッズ」の2連発だな。小鉢男は今週に入ってから、ちょっとご機嫌である…