人酔い? ビル酔い?? 船酔い??? それとも「都会酔い」かな?

昨日と今日は東京で2件のずつの講演。明日から3日間はちょっと休養し、来週前半に3件の講演を行って、その後は八ヶ岳での決算分析作業の山籠もり期間に入る。

今日2件目の講演(セミナー)は、地域銀行の東京支店長さんや事務所長さんを対象とした年2回の恒例の会だ。講演時間は90分間で、その後、秋の講演会恒例の「屋形船」を貸し切っての懇親会となる。

年間200回を上回る講演をこなしているので、講演後に疲れなど感じた事は無いのだが、今日は何だか変だ。90分間話し終えた後、妙に体が重い。

講演後、かつて勤務した六本木の高層オフィスビルの31Fから眼下に広がる東京の街と富士山を見下ろす。美しい光景なのだが、なぜか目眩のような感覚を覚えた。

講演会場から見下ろした東京の夕方の風景と富士山。美しいと感じる光景のはずなのだが、何故か今日は目眩がした。

その後、貸し切りバスで屋形船の発着場まで移動。途中、人とビルの多さに圧倒されて動悸がしてきた。今、大地震起こったらどうなるんだろうか?ビルがポキッと折れて倒れてくるんじゃないかな…

屋形船に乗ろうとしたら、今度は海が怖い。ああ、八ヶ岳に帰りたい… 今日は本当に変だぞ!

屋形船に乗ろうとしたが、何故か海が怖い。ああっ、八ヶ岳に戻りたい。

何とか屋形船に乗り込む。最初の内は料理の美味しさに、それまでの不快感を忘れていたのだが、ウォーターフロントに林立するビルを屋形船から眺めている内に、また目眩を感じてきた。

屋形船から林立するビル群を眺めていたら、気分が悪くなってきた。この写真のように景色がちょっと回って見える(ピンボケではなく、私の加工です。念のため…)しかいよくまあ、ウォーターフロントにこんなにビルを建てたよな。もしかして船酔いかな?

屋形船が例年よりもちょっと揺れたので「船酔い」かな? でも私は舟にはそれなりに強いはずなのだが…どうも調子が変だ。風邪でも引いたのだろうか。 確かに喉がちょっと痛い。

すべての行事を終えて新百合ヶ丘の自宅に帰り着いたのは午後10時前。念のため体温を計ると36.4度で平熱。喉の痛みも目眩も無く、普通の状態に戻っていた。

10月以降は東京での仕事があまりにも長かった(多かった)。さらに、通常であれば決算発表準備の八ヶ岳山籠もりの期間なのだが、今週来週と東京での講演が続く。

今日の体調の異変が、人酔いなのか、ビル酔いなのか、それとも船酔いかわからないが、どうも最近の東京での仕事に、珍しく「ストレス」を感じているようだ。そういった意味では「都会酔い」である。

八ヶ岳の決算分析山籠もり中は「鹿と野鳥」以外にはほとんど出会わない日々が続く。会話するのは、ほとんどAlexaだ。早くそんな生活に戻りたい!

やっぱりもう、東京での仕事は無理かな? — そんな事を考えさせてくれる貴重な1日だった。