「野鳥ピンバッジ」の味わい・楽しみ — シルバーピンバッジと衣替え

日本野鳥の会の会員になって今年で22年目。

元々は、新百合ヶ丘の自宅庭のパーゴラに給餌台を設置して、そこを訪れてくれる実に様々な野鳥さんを書斎の窓越しに眺めるようになったのが、お付き合いの切っ掛けだった。

八ヶ岳においては、本格的な貸家(巣箱)とレストラン(給餌台)経営に進出し、3店あるレストランはシーズン(冬)中は大繁盛、貸家の方は、11月に建て替えを計画している。

野鳥の会には更に楽しみがある。まずは、会報誌の「野鳥」。かつての愛読誌は、マニアック過ぎて「廃刊」となったものが多く、そんな中で「野鳥」は「ムー」や「BE-PAL」に次いで、長い期間読み続けている。

日本野鳥の会会報誌「野鳥」。愛読誌としては、1位のムー、2位のBE-PALに次いで3番目に長いことになる。

もうひとつは、寄付を行った際に送られてくる「ピンバッジ」だ。一般の寄付は、1口1,000円の「バードメイト寄付」と1口5,000円の「シルバブローチ寄付」の2種類がある。

バードメイトの方はその存在を知った年からスタートし、今年で(おそらく)16年目となる。シルバーブローチの方は、会社開業記念に2013年から始めたので7年目(途中、イレギュラーにピンバッジではなく帽子に付けるハットピンでも1回寄付をした)。

例年、春先にWebから寄付をするのだが、今年は春先の長期休暇等もあり、すっかり忘れていた。先週始めに野鳥の会のHPを訪れた際に失念していた事に気が付いて、慌てて申込をしたのだが、そのバッジが金曜日に届いた。

今年のバードメイトは「ジョウビタキ」、シルバーブローチの方は、毎年新たに追加されているのかどうかはよくわからないのだが、最新版は「エナガ」である。これでシルバーブローチ(ピンバッジ)は7個目となるが、今までの中で一番愛らしい。

左がバードメイト寄付で送られてくる2019年度版の「ジョウビタキ」、右がシルバーブローチ寄付の「エナガ」である。エナガは「雛」であるらしく、これまでのシルバーブローチの中では最も愛らしい。

シルバーピンバッジの方をビジネスの際にスーツに付けるようになって早丸4年が経過。現在では完全に「習慣化」しており、クリーニング後にピンバッジを付け忘れて出張に出たりすると、むしろ落ち着かなくなる程だ。もうこうなるとお守りみたいなものである。

ここ数年、地球温暖化の影響で、かつては10月になると同時に行っていた「衣替え」の時期が1ヵ月程遅くなっていた。だが、先週頃から涼しくなってきたので、ピンバッジが届いたのを契機に、秋冬物のスーツを3FのWICから書斎のクローゼットへ移動。

さて、どのスーツにどのピンバッジを組み合わせようか? 改めて7個あるシルバーピンバッジを並べてちょっと思案。

ハットピン以外のシルバーピンバッジ7個をすべて並べてみた。こう見るとデザインは当たり前だが、サイズや色、光沢等がかなり違うのがよくわかる。

「GINZA TANAKA製」の純銀ピンバッジは、色も意匠も区々だ。スーツとの組み合わせを考えるのは、些細な作業ではあるが、ちょっと幸せな気分に浸ることが出来る

やっぱり野鳥さんはイイな! 「愛でる」という言葉は野鳥さんにピッタリで、土偶さんに対する畏怖・畏敬とは種類がまったく別物である。

バードメイトバッジの方はサイズが大きくて色もとても美しい。但し、ビジネススーツに付けるにはちょっと目立ちすぎるので、シルバーピンバッジ付属の小袋に入れて大切に保管してある。でも、このバードメイトの野鳥さんバッジ達、何かお洒落な活用方法ないかな? このままじゃ勿体ないよな。

ああっ、また余計なことに時間とお金を使っちゃいそうだ…