八ヶ岳滞在8日目。10月になってから9月の苦戦がまるで嘘のように仕事が捗る。考えてみれば当たり前の事で、そもそも八ヶ岳オフィスは、最高の環境で快適に仕事が出来るように、細部に至るまで私が拘って作ったものだ(セルフビルドのログハウスなので当然か…)。
だが、八ヶ岳オフィスでの仕事のペースを前提に予定を組んでしまうと、新百合ヶ丘自宅や東京、或いは地方出張の仕事が続いた時にジワジワと積み残しの仕事が増えて行く事になる。このあたりの「匙加減」が意外と難しいのだ。
今日の11時前には夕方までに計画していた仕事のすべてを終えてしまった。8日間の滞在中、9月30日の「クロス貼り Day」を除いては「仕事三昧」だったので、2時間に時間を限定して、ちょっと息抜きをする事にした。
ちょうど珈琲豆が底を突きかけていたし、社主さまから黒ニンニク熟成用に大きめのニンニクを買ってくるようにとの社命を受けていた。今回、社主さまは、テニス楽天オープンの観戦があるため、八ヶ岳には出社しないのだ。
おおよその移動プランを組んで正午過ぎにオフィスをD4で出発。今日は木曜日なので、いつも珈琲豆を購入するテーブルランド(https://www.tableland-coffee.com/)さんは、富士見駅前の大丸屋さんでの出張販売の日だ。富士見駅前にD4を駐車して、いつものように「八ヶ岳ブレンド」と「富士見高原ブレンド」を200gずつ購入。
その後はお決まりコース。富士見駅の「丸政駅そば(http://www.genkikai.org/ekisoba/soba.htm)」で「山賊そば」の大盛りを食す。そう言えば、2~3日前に「プロが選ぶ日本全国ご当地麺類ランキング」みたいなTV番組を放送していたな。「信州そば」は当然全国ベスト3には入るだろうと思っていたのだが、確か「第5位」でちょっと憤慨した事を覚えている。
でも、私も社主さまも大好きな「草笛」が紹介されていた。草笛のお蕎麦は「味」「量」「値段」のすべてに大満足なのだが、この「丸政」の山賊そばも普通盛りで480円、大盛りで560円とお手頃。お蕎麦の上に乗ったボリューム満点の「山賊焼き」との組み合わせは何回味わっても飽きない。食にこだわりにない私が珍しく嵌まっている「富士見での定番メニュー」なのだ。
さあ、次は社命のニンニク購入だ! だが、社主さまご指定の現地販売所、JA、そして、たてしな自由農園の原村店と回ったが、どうも黒ニンニク用に適したニンニクが見つからない。困ったな… 「そもそも、ニンニクは青森や香川が主産地じゃないか。八ヶ岳産なんて聞いた事がないぞ!」—なんて事を間違っても口にしてはならない。零細企業経営者にとって社命は必達なのである。
まあでも、自由農園まで来たんだから「八ヶ岳Sereno (http://yscre.co.jp/sereno/index.files/Page344.htm)」さんのジェラートを味わおうと決めた。
絶対に外せない「しぼりたて牛乳」と今日は「マスカット」のダブルを堪能。
店内でジェラートを味わっている時に、もしかしたら「八ヶ岳中央農業実践大学校(http://yatsunou.jp/)」の直売所ならニンニクあるかもしれないぞと閃いたので Serenoさんから直行。
直売所にはニンニクが数種類あったのだが、やっぱりイメージと違う。もっと大きくて、ぷくっと膨らんだ感じのが欲しいんだが… もう今日は時間切れだな。
最後にホルスタインさん達にご挨拶してオフィスへと向かった。
D4を枕木駐車場に置いて、Galaxy Noteにセットしたストップウォッチを確認。所要時間は1時間57分39秒。「時間厳守」もまた零細企業経営者の嗜みである。