8月初日 「令和のデジガジェチーム」が完成!

今日はもう8月1日か… 会社の情報配信体制を7月から10月までの4ヶ月間掛けて「令和モード」に大幅刷新すると決めたので、そのスタート月となった7月も、2週目以降は不本意ながら「仕事三昧」となった。

地方巡業に第3週までを使い、第4週は東京の仕事がギッシリ。27日から八ヶ岳に滞在し、令和モード用の講演資料を一気に作り上げる計画だったのだが、身内に不幸があり、葬儀を終えて出社したのは31日の午前9時前だった。オフィスを長く留守にした際の出社日初日は「雑務」を処理すると決めているので、今回も当然そのように過ごした。

今日は朝から7月末データを中心に、マーケット分析関連の資料のアップデートに没頭。作業が一段落したのは午後5時半過ぎ。ちょっとのんびりハンモックで夕方寝でもしようかと考えたのだが、大切な作業を忘れていた事に気が付いた。「そうだ、令和のデジガジェチームの出陣式が終わっていなかった!」

令和元年の我が社と我が家の最重要キーワードは『断捨離』である。元々「迷ったら捨てる、悩む前に切る。」が信条で、「整理整頓が趣味」のような私だが、やはり銀行アナリスト稼業を31年も続けていると、それなりに資料は貯まって(溜まって)行く。電子化できる資料は可能な限りPDF化しているのだが、古いビジネス関連書籍を中心に「自炊」が不可能な(恐れ多い)物が少なくない。

業務の効率化を徹底的に追求するためにデジタルガジェット(デジガジェ)をフル活用してきたのだが、昨年の11月にビジネス用(会社経費で負担)で使っていたガラホを Galaxy Note 9に、初代 iPad Pro12.9inchを同インチの新型に機種変更した時点で、最も断捨離が必要なのがデジガジェ類である事に気が付いた。昨年2月に配信したが、当時は計8台のデジガジェをTPOに応じて使い分けていたのである(https://triglav-research.com/?p=20480)。

昨年2月時点のデジガジェチーム。写真に映っているのは6台だが、この他に、留守居役 iPad mini と陰のエース「ズルトラ」が現役だったので、計8台ものチームだった!

そんなわけで、その後は契約期間が到来するごとに解約したり、引退勧告をするなどして、どんどんチームメンバーを減らしていった。最後に残ったのが、個人負担で使っていた iPad Pro 9.7inchだったのだが、7月に2年の契約期間が満了したので、これを新型の11inchに買い替えた。「iPad Pro & 新型Apple Pencil」という無敵のペアに加えて、12.9inchと同じくSmart Keyboard Folio も揃えるべきか、ちょっと迷っていたのだが、結局、とても便利なので7月中旬に注文。

令和時代のデジガジェチームを作るために最後に購入したのがiPad Pro 11inch用の Smart Keyboard Folio。購入するかちょっと迷ったのだが、講演以外の時は、11inchを持ち歩く事が多いので、結局、購入。

先週の東京での仕事では、既に Smart Keyboardも合わせて使っていたのだが、肝心の「お揃いのスーツ」を着せる儀式が終わっていなかったのだ。そんなわけで、午後6時前から「トリグラフ・リサーチのデジガジェチームの証」である木目調シール(エボニー)の作成作業に着手。

スキンシールの在庫は常にオフィスに置いてあり、ミリ単位で寸法を合わせながら、Smart Keyboard Folio 11inch用を作成。貼ってみたら見事な位にピッタリ。「小細工の魔術師」の腕は、まだ衰えていないぞ!

まだお揃いスーツを纏っていないのは「iPad Pro 11inchのSmart Keyboard」のみ。Smart Keyboard 専用のスキンシールなんて売っているわけないので「自作」するしかない。もっとも、手慣れた作業なので、ちょいちょいサササと作業して、10分程で無事にスーツ装着が終了。

Smart Keyboard Folioに貼った木目シール。2012年の会社設立以来、ずっとこのスキンシールを使っている。このタイプのFolio用には市販品はないので、両方、私が自作。Appleマークの大きさが違うのは、型紙としたシールの大きさが異なるため(同じ大きさが無かった)。ご愛敬ね!
こちらが令和デジガジェチームの Smart Keyboard Folio装着時のお姿。iPad Proの裏面を覆うカバーはダークグレー、Galaxy Note 9のカバーは純正品で、ブラックとして販売されているが、実際は写真のようにダークグレーである。
Smart Keyboard Folioを装着して、ノートPCスタイルで使用する際にはこんな具合になる。手前の11inchのキーボードは、購入前にはちょっと小さくて入しづらいかなと思ったのだが、予想していたよりも打ちやすくて、驚いた…

これで仕事やプライベートのお供となるデジガジェは8台から3台に大幅減。これ以上減らすと仕事の効率や日常生活の楽しみ&便利さに支障が出てくるので、現時点でのデジガジェ系の断捨離は無事に終了した\(^o^)/

令和時代のデジガジェチームのホーム画面。11inchの画面がかなり大きくて、講演の際に使えない事も無いかなと思ったのだが、やはりA4パワポ資料がほぼ原寸で表示できる12.9inchの魅力が、ビジネスの際には勝っている。

 今回は、Smart Keyboard Folioを装着する場合と、そうでない場合の2着のスーツをお揃いで揃えた(夏服と冬服のようなものかな…)たかがスマホやタブレットのケースに、そんなに凝る事はないだろうと思われるかもしれないが、昨年度講師としてこなした講演やセミナー、勉強会数は200回を超えており、そのすべてを iPad Proを使って(私サイドは)ペーパーレスで対応したので、その貢献だけでも極めて大だ。

Smart Keyboard folio を使わない場合は、OtterBox Symmetry Seriesで揃えた。Proの画面サイドのカバーは明るめのグレーで、Smart Keyboard Folio のダークグレーとはかなり雰囲気が異なる。
Smart Keyboard Folioを使わない際のケースは、こんな具合に新型 Apple Pencil をカバーのフラップ部分で包んで守ってくれる。

その他に、情報の収集・整理もほとんど Galaxy Note 9と iPad Proで新幹線等の移動中に済ませているので、もう私にとって大切な大切なパートナーなのである。スーツ(ユニフォームかな?)に拘るのは当然なのだ。

Smart Keyboard Folioを使わない場合のケースの裏面。ケースについては、これまで色々なタイプを使って来たが、結局、スマホやタブレットの周囲4辺ををTPU、裏面をポリカ(それも透明)で保護するのがベストという結果に至った。これら3台はすべて木目シールの上を透明のポリカが覆っている。

令和デジガジェチームの出陣式終了後、何故、昨年の10月まで、合計で8台ものデジガジェを使い回していたのかをちょっと考えてみた。結局は、どれも機能的に「帯に短し襷に長し」で、デジガジェとしての完成度・洗練度が、今ひとつだったのだろう。

そんな状況を一新してくれたのが、Galaxy Note 9 と 新型 iPad Proだったのである。これらについては今後の「Lifehackと遊び心の部屋」ネタとしよう。まあ、何にせよ、大切な月替わりの日に、今年の重要テーマ『断捨離』のひとつに区切りを付ける事が出来たのは喜ばしい限りである。