朝からご機嫌 — マツコ・デラックス先生の「理想のライフ」発言が嬉しい!

敬愛する芸能人が3人いる。高田純次先生、大泉洋先生、そしてマツコ・デラックス先生だ。ちなみに、崇拝の対象である平原綾香さま(縄文人にとっての縄文のビーナスさま)と八ヶ岳ライフの教祖 柳生博 師は3先生とは、また違った位置付けの絶対的存在である。

3先生の出演なさるレギュラー番組は、自宅やオフィスで録画し、じっくりと鑑賞する、正確には、勉強、或いは、分析する。一見すると過激(滅茶苦茶)に思える言動は、実は配慮の行き届いた洗練された(嫌われない)創作物であり、正に「アート」と言い得る。

高田純次先生の「じゅん散歩」は、川崎自宅滞在中は、毎晩、お風呂テレビで見て浸かる「癒しの入浴剤」。大泉洋先生の「おにぎりあたためますか」は、川崎自宅のリビングで、ゴールデンタイムの番組がつまらないものばかりな時(最近はほとんどそんな感じだ)に味わう「清涼剤」である。

現在、3先生の作品で一番のお気に入りは、マツコ・デラックス先生の「マツコの知らない世界」だ。毎回登場するゲストは「妙な世界に嵌まった変な人達(おこだわり人間)」ばかりで、あの番組を視聴していると、私が「至極まともな人間」である事が確認できてホッとする。私にとって「精神安定剤」のような位置付けである。

マツコ先生の「妙で変な人達」の捌き方(弄り方)は絶妙で、先生の目線を追っていると、ゲストの第一印象で対応方法(扱い方)を瞬時に判断しているように思える。

「マツコの知らない世界」だけは通常、2回は鑑賞する。そのため、八ヶ岳オフィスと川崎書斎のデスクトップPCにも録画している。最新の放送は6月12日だったのだが、自宅書斎PCの録画アプリが何故かフリーズしており、放送開始から15分位の所で録画が途切れていた。

昨晩、残った部分が未視聴だったことを思い出し、代替手段である「TVer」で視る事にした。番組後半のゲストは『神の雫』の原作者である「亜樹 直(姉弟)」先生である。番組は、亜樹先生お勧めの「日本人の技が光る至極のワイン7本」を紹介するという展開になった。

私は「食」には何の興味もこだわりもない。さらに興味が無いのが「お酒(アルコール)類」である。年間かなりの数になる会食(ディナー)も、乾杯はノンアルコールビール、その後は、ウーロン茶とジンジャエールを交互に飲むだけだ。「無粋の極み」なのだが、アルコール類は大嫌いなので仕方ない。

「ワインネタじゃ見ても面白くないな…」と思いながら、そのままTVerの画面を開きっぱなしにした。実際のワインの紹介が始まった。ふと画面を見ると、美しいブドウ畑が広がっている。ん? この雰囲気はもしかして…

いきなり画面に登場したブドウ畑を見て「なんか八ヶ岳界隈っぽいぞ」と思った。最初に紹介されたのは北杜市明野町の「三澤農場」さんだった。

最初に紹介されたスパークリングワインは、富士見町のお隣「北杜市明野町」ワイナリーのものだった。ワインのことはサッパリわからないが、他にも八ヶ岳界隈のワイナリーが紹介されるかもしれないと思い、番組を見続ける事とした。

4本目は「日本一エレガントな赤ワイン」との事で、いきなり「山梨・八ヶ岳」という文字が現れた。はて、「山梨・八ヶ岳」ってのは「妙な表記」だなと思ったのだが、実際は「北杜市小淵沢町(本当の隣町)」のワイナリーが紹介された。農園が通常は非公開であるために、この妙な表記となったのであろう。

りゃもう間違いない!八ヶ岳界隈だ。4本目に紹介されたのは北杜市小淵沢町 通称「猫の足跡畑」。通常非公開との事。
4本目のワインは女性オーナーさんが、ぶどう作りから醸造までほぼ1人でこなすとの事。凄いな…
ワイン用のブドウ畑ってこんな感じなんだ。私は、ぶどう棚からぶら下がっているイメージしかなかったので意外。

紹介された農園は、典型的な八ヶ岳界隈の雰囲気である。「へ~、小淵沢にも世界に通用するようなワイナリーがあるんだ。」とビックリ。そして、この後、衝撃の展開に…

マツコ先生とワイナリーの女性オーナーさんの会話のやり取りの中で、先生から「(小淵沢周辺は)私が一番家を建てたがっている付近(よ)」との発言があったのだ。↓

マツコ先生の発言がわざわざテロップで流れた。小淵沢も良いけれど、お隣の富士見町も素敵ですよ!19年前、富士見と小淵沢に絞り込んで第2の拠点探しをした自分を思い出した。

さらに「もう、東京に疲れたの、もう…」そして「(早く大物になって)八ヶ岳で暮らしながら、1週間毎に仕事、休みの生活。(早く八ヶ岳に引っ込みたいの…)」と発言が続いた。

6年前の会社設立以降も、あまりにも慌ただしく全国を飛び回ってきた私は、実は今年から意識的に「1週間毎に八ヶ岳と東京(或いは出張)」というリズムに生活を変えてきた。もっとも八ヶ岳オフィスでも仕事三昧ではあるが…「マツコ先生の理想」発言は、自分のライフスタイルに対するとっても嬉しい「援護射撃」だった。

マツコ先生は、もう十二分に色々な意味で「大物」だと思うが… だが、30歳代の後半から「八ヶ岳を第2の拠点」とした生活を送っていた私からすると、飛び上がらんばかりに嬉しいマツコ先生の「お言葉」である。やっぱり「八ヶ岳の魅力は本物」だなと確信した。

嬉しくて嬉しくて、もうワインなんてどうでもよかったのだが、結局、最後まで番組を視聴。7本の内、なんと5本が山梨産(甲州産)であった。山梨のワインってそんなに凄いんだ…ちょっと感動。

番組の放映から既に10日近くが経過しているので、遅ればせながらではあるが「マツコ先生の八ヶ岳大好き発言」で、今日は朝から、私はご機嫌なのである!