今日は、決算分析山籠もり作業後半戦の実質2日目。
八ヶ岳は朝から珍しく雨模様。雨と言っても土砂降りでなく、朝食をオフィスウッドデッキにするか、オフィス内にするかをちょっと迷う程度の「小雨」だ。
分析作業に没頭するには「最高の1日」となりそうである。BGMには、シークレット・ガーデン(韓流ドラマではありません)のプレイリストを選んで、8時前からお仕事開始。
先週相次いで公表された18年3月末のマクロデータのアップデートに一段落ついたのは、10時15分過ぎ。今回は食材の買い出しが未了だったので、富士見の町に出かける事とした。
まずは、富士見町民広場に立ち寄って週末のテニスコートを予約し、その後、Jマート富士見で雑貨類や園芸用品を購入。そのまま西友の富士見店に寄ろうと思ったのだが、今回の滞在の後半には社主さまがいらっしゃる事を思い出した。
敢えて食材等をストックする必要はないので、予定変更して、Jマートから国道20号でローソン 富士見店に向かった。勿論、ふすまパンを中心としたロカボ系の食材を購入するためである。
途中、国道20号線沿いの至る所で「高木(こうぼく)が白い花」を咲かせていた。「ハテ? ミヤマザクラのシーズンは終わったはずだが、あの白い花を咲かせている樹はなんだろう??」
街路樹ではなく、20号線沿いの雑木林の中に群生しており、場所によっては、まるで桜の満開時のような華やかさがある。
私は、普通の人よりは「樹木」について詳しいと思うが、かと言って、八ヶ岳の樹木について、自分で資料を作って90分間の講演が出来るほどのレベルではない。
本業である銀行分析や、自身の基準で「趣味の域+α」と判断(認定)している「文具(特にデジガジェ)」「土偶(縄文)」「DIY」「野鳥」等とは、所詮、次元が違う。
樹木に関する知識は「森林インストラクター資格試験」の勉強で蓄積したものなので、花、葉、樹皮の特徴等を参考に「樹種判定」する癖が身に付いている。自動車運転中に遠くから眺めるだけで何の樹か判定できるような「大局的スキル」は残念ながらない。
ローソン着は11時前。幸い、駐車場のすぐ側にも「あの白い花の樹」が群生していたので、iPhone Xを携えて樹種判定作業に向かった。
近づいて、花と葉の形を見て漸く樹種が判明。ニセアカシア(ハリエンジュ)だった!
「5月の下旬に満開か… ちょっと早い気がするな。」なんて頭に浮かんだが「謎の樹」の正体が判明してスッキリした。
花言葉なんだっけ? と思い、その場でググってみた。結果は、「慕情」「親睦」「優雅」「偽りの愛」「甘い誘惑」等々で、どうもイメージが分散している。「甘い誘惑」ってのは、蜜が採取できるためだろうか? よくわからん。
帰路も、ニセアカシアの満開を楽しむために、国道20号を走った。
「それにしても、こんなに沢山、ニセアカシアが生えていたっけ? これまで気が付かなかったな。ちょっと整備すれば『アカシア街道』って感じで売り出せそうだな。」なんて、将来の弊社富士見事業(地方創生)の観点から思いを巡らした。
ニセアカシアの花は、八ヶ岳ブルーの空にも映えるであろうが、今日のような「小雨」でも独特の風情がある。そう言えば「アカシアの雨がやむとき」って古い歌謡曲があったな。
歌詞は思い出せないが、きっと「アカシアと雨」っていうのは相性が良いのだろう… そんなアバウトな事を考えている内に八ヶ岳オフィス着。時間は11時20分だったので、1時間5分の買い出しトリップであった。
「この時期、我が家の庭には花が無いんだよな…」と呟きつつ、メインウッドデッキに歩いて行くと、ちょうど「ナナカマド」が開花期を迎えていた。
花言葉は、検索しなくても覚えているぞ。確か「慎重」「用心」「賢明」だったかな?
言葉の通り、自己主張の強くない、これも「小雨」に馴染む花である。
「小雨の八ヶ岳には白い花がよく似合う」—今日も新しい知見を得ることが出来た!