八ヶ岳オフィスの桜が早くも満開—東京で溜まったストレスを解消!

24日と25日は、東京でほぼ丸2日間の人間ドック対応日。そのため、23日の夕方に八ヶ岳を発って、川崎自宅に一旦戻った。

東京駅のすぐ脇のビルで、(大袈裟ではなく)おそらく日本トップレベルの設備とスタッフの下で自身をオーバーホールできるのは幸せなのだが、その前に「耐え難き苦痛」があった。自宅から東京駅に出るまでの「満員電車」である。

川崎自宅最寄りの新百合ヶ丘駅から東京駅までは、小田急線で新百合ヶ丘⇒新宿、JRの中央線快速で新宿⇒東京という経路を辿る事になる。小田急の快速急行に乗車すれば、乗換案内だと所要時間41分と表示される、私にとっては「忍耐の旅」である。

3月の小田急線のダイヤ改正で、快速急行が大幅に増発されたのを喜んでいたのだが、これまで、新百合ヶ丘と新宿間の停車駅は「下北沢」と「代々木上原」だけだったのに、新たに「登戸」が加わった。新百合ヶ丘の住人からすれば、快速急行の使い勝手という観点からは「改悪」に近いものがある。

そしてこの増発された「快速急行」が、とても混雑しているとの話を息子から聞いていた。一方で、急行や準急等の混雑度合いは、実際にかなり緩和されたとの印象を私は受けていたので、おそらく、快速急行への「乗車集中現象」が、ダイヤ改正後に一時的に起きていたのだろうと予想。

私は、ダイヤ改正後は、まだ通勤ラッシュを経験していなかったので、正直、「快速急行」の混雑をちょっと甘く見ていたのである。

人間ドックの初日午前9時受付のため、正に「通勤ラッシュのピーク」に遭遇。文章に書くだけで心拍数や血圧が上昇しそうな位の「強烈な不快感」を味わった。ドック初日の血圧やストレス状態・耐性判定に悪影響を及ぼしたのは間違いない。もう二度と朝の「快速急行」には乗車しないと心に誓った

2日目のドックは10時開始なので、ラッシュは回避出来ると思っていたのだが、大雨や風の影響なのかダイヤが乱れていた。新百合ヶ丘のホームはかなりの混雑で、流されるように乗ってしまったのが、また「魔の快速急行」。なんとか新宿について一息付けるかと思ったら、JRも「ダイヤが乱れていま~す。」の大合唱。もうウンザリだ。

中央線の快速ホームに下りたら、ちょうど「あずさ2号」が入ってくるところだった。思わず「このあずさ2号に乗って、このまま八ヶ岳に出社してしまおうか?」という衝動に駆られた。

小田急線「快速急行」の混雑にウンザリしていた直後、新宿駅の中央線快速のホームに「あずさ2号」が入ってきた。思わず、これに乗って「八ヶ岳出社」という衝動に駆られた。だがアナウンスで「東京行き」と判明。余計にイライラが増した。

だが、「松本からのあずさ2号が到着で~す。東京駅までのご乗車でも特急料金が必要となりま~す。」というアナウンスが聞こえて我に返った。「なんだよ、あずさ2号は信濃路に向かうんじゃないのか。どうして、東京行きなんだよ!」苛々感がさらに増した。

と、まあ、こんな具合に、東京滞在中の私は、朝から苛つきが止まらない。人間ドックは「富士見高原病院」で受けた方が、様々な項目で良い数字が出るじゃないかなと真剣に考えてしまった。

2日間の人間ドックを無事に終え、川崎自宅に戻ったのは午後5時前。自宅で3時間程寛いだ後、八ヶ岳オフィスに出社。今回のお供は社主さまの「パジェロミニ」である。オフィス着は10時過ぎ。もう「鹿の湯」は閉まっていたので、八ヶ岳本宅のバスルームに浸かって、12時前に就寝。

今日の起床は午前6時前。昨晩は気付かなかったが、八ヶ岳オフィスの桜が早「満開」である。23日の夕方オフィスを発った際には「八~九分咲き」という感じだったので、厳密には、開花から4日目となった昨日(25日)あたりが「満開の盛り」だったのかもしれない。

我が家のソメイヨシノは「鉢巻通り」の桜よりも少し白っぽい。八ヶ岳ブルーの空と桜の花のコントラストは美しい!

オフィスの桜(ヨメイヨシノ)は、例年、GWの半ば位に満開を迎えるので、今年は「異常な早さ」である。昨年は、4月27日の夜、青森の弘前城で満開の桜を楽しんだ後、29日にオフィスに出社。その際、まだ蕾の状態だった事を記憶しているので、昨年比でも10日以上の早咲きである事は間違いない。

今回のお供はD4ではなく、社主さまのパジェロミニ。桜の満開の基準はよくわからないが、開花の4日後だとすると25日(昨日)となる。

「満開の桜」を見た瞬間、東京で鬱積した苛々感は、スッという感じに消えてしまった。

ソメイヨシノのすぐ側にある2本の「白樺」も新芽が一気に芽吹いてきた。カラマツの新緑も写真でハッキリと認識できる。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」というのは、梶井基次郎の短編小説の有名な書き出しであるが、確かに、桜の花は、華やかさと妖艶さが共存し、この世のものとは思えない美しさがある。そしてその「散り際」の清々しさと優美さ… オフィスのすぐ側に桜の木がある事の幸せを実感した。

さあ。明日は朝から予定がギッシリなので、今日の内に、どんどん動いて所用を済ませてしまおう! まずは、朝イチで社主さまのパジェロミニのスタッドレスタイヤの換装を富士見のタイヤガーデン ピットイン(午前9時開店)で済ませる。

帰路、今日が4月26日(良い風呂の日)である事を思い出して、「鹿の湯」に町民向け割引温泉チケットの購入にそのまま向かった。割引チケットだと11枚で4,000円なので、1回わずか364円で鹿の湯が堪能できるのだ。

「4月26日(良い風呂の日)」の日の割引温泉チケット購入前の隙間時間に鹿の湯の敷地内を散策。南アルプスの山々が美しい。

鹿の湯着は9時45分。10時のオープンまで時間があったので、敷地内を散策。

冬の間は目立った「宿り木」もこの季節になると存在感が薄れてくる。だが、宿り木自体が最も美しいのはこの時期だ。

自身の「八ヶ岳好き」を実感するのはこんな時である。東京で溜まったストレスを解消する上で「八ヶ岳滞在」に勝る特効薬はない!

鹿の湯敷地内で最も大きい(目立つ)桜の木。我が家のソメイヨシノと違って、花はどんどん散って、葉桜化しつつある。

このままGWが終わるまで八ヶ岳に滞在したいのだが、残念ながら、狭間に東京で仕事が入っているのだ…

「八ヶ岳」の魅力をお伝えするために、にほんブログ村に登録しました。下記バナーをクリックして応援願います!
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 八ヶ岳情報へ
にほんブログ村