昨日の午後は、社主さまのおもてなしのための「北杜市桜の名所はしごツアー」を企画していたのだが、残念ながら午後1時過ぎから雨風が強まっていった。
お花見気分に浸れるような天気ではないので、結局、午後は、私も社主さまもノンビリとやりたい事をして過ごした。社主さまは、雨が小降りになったタイミングで庭に出て、リース作りのための松ぼっくり拾いを敢行。強風のためか、枝から落ちたばかりの綺麗な松ぼっくりを収穫できたと、ご機嫌であった。
私は、八ヶ岳オフィスに届いていた「学会誌」の整理に着手。かなりの厚さに積み上がっていた封筒の山を片っ端から開けて、学会誌を裁断、そのままScan Snapで読み込んで「自炊作業」を続けた。
封筒の山の高さが3分の1程となった頃、厚みのない封筒が現れた。学会からの郵便物ではなく『国際縄文学協会』からのセミナー・イベントの案内だ。封を切ったら、中にはA4とB5のチラシが1枚ずつ入っていた。特に、気にする事なく、先にA4の方を見た。
こちらは、国際縄文学協会のイベントの案内で。5月12日に『土偶について語り合おう』という特別講演を開催するとの事。講師は「土偶女子」の日本代表的存在のフリーライター「譽田亜紀子(こんだあきこ)」さんと映画監督の「山岡信貴(やまおかのぶたか)」さんとある。
譽田さんの方は、ここ数年、土偶さん関連の著書を積極的に世に送り出しており、私は、(おそらく)そのすべてを購入している。山岡さんという映画監督さんは申し訳ないが存じ上げていなかった。でも、私のストライクゾーンど真ん中のイベントなので、その場ですぐに縄文学協会の事務局にメールして参加申し込みをした。
次に、B5の方のチラシを手に取る。こちらは、真ん中に『縄文のビーナスさま』のイラストがド~ンと描かれ、『縄文にハマる人々-世界で最も美しい謎』との見出しがあった。さらに縄文のビーナスさまの下には、メジャーな土偶さん7体のイラストが有り、周辺には土偶さんや人間の顔写真がずらっと並んでいる。数えたら54枚(性格なのか、発作的に何でも数を確認してしまう…)。
でも、これだけじゃ、何のイベントなのか、よくわからない。裏を見て、漸くすべてが飲み込めた。「縄文にハマる人々」というドキュメンタリー映画(上映時間103分)が作成され、5月26日の「東京国立博物館」の先行上映を皮切りに全国ロードショーされるとの事。そしてその映画の監督さんが山岡信貴さんなのだ。
すぐにインターネットで検索をかけたら、お洒落なHP(http://www.jomon-hamaru.com/)が既に開設されていた。こんな素敵なプロジェクトが進行していた事も知らず、縄文ファンとしての自身を恥じるしかない…
HPには、国立博物館での特別上映会申し込みページもあったので、その場で予約。「ああっ、銀行の決算分析作業で超多忙な時期に、また予定を入れてしまった…」この迷いや躊躇なしに、即断即決で行動してしまうという「性癖」が、自分をさらに多忙な状況に追い込んで行く。解決策はひとつしかない。さらにLifehack術を磨き、業務効率をより向上させれば良いのだ!
それにしても『縄文ブーム』が大きなうねりになりつつある事は間違いなさそうだ。当「稿房通信」でも、八ヶ岳関連の通常の投稿は、配信後、3日程経過するとビュー数は一気に低下(激減)し、その後はゼロに近い状況が続く。一方で、土偶さんや縄文遺跡ネタは、配信からかなり時間が経過しても、息の長いビューが継続するのだ。
後者の傾向は『縄文土偶探訪記(https://triglav-research.com/?page_id=20285)』だけでなく、『八ヶ岳オフィスDIY奮戦記(https://triglav-research.com/?page_id=20329)』でも同様であり、異様に手間暇(時間もコストも)かかったが、この「2大コンテンツ」をしっかりと作って(創って)おいて正解だったなと、最近つくづく思う!
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