実証実験『wena wrist pro(WWP)』 モバイルスタバカード決済にチャレンジ!

先週の後半から続いていた東京でのお仕事Dayは今日で一段落。明日からは当分の間、八ヶ岳オフィスに山籠もりして、新たにローンチする講演コースの資料作成に没頭する計画だだが、その前に、14日に配信した「Lifehackの部屋」ネタ(https://triglav-research.com/?p=20057)で書いたように wena wrist pro(WWP)が、モバイルスタバカードとして使えるか否かを確認せねばならない。

八ヶ岳オフィスに最も近いスタバは、確認したわけではないが、おそらく諏訪市内のお店だと思う。距離にして20km位のロケーションにあり、WWPの機能確認のためにわざわざ出向くのは面倒だ。東京にいる間に何とか実験を済ませてしまおうと目論む。昨日はチャンス無し、今日も朝から予定ギッシリだったが、午後1時半過ぎに、移動のための隙間時間が出来た。ウォーキングがてら東京駅近くのよく立ち寄るスタバに向かった。

普通であれば、商品を注文して、端末にWWPをかざして決済可能かどうかを確認するだけなのだが、私の場合(小鉢男)は、そうは簡単に行かない。人間としての器が小さいだけでなく、シャイで口下手なので、社主さま(家内)以外の女性とはうまく会話できない。特に、ANAのCAさんとスタバの女性店員さんの、一歩こちらの領域に踏み込んでくるような接客態度には(マニュアルなんだろうが)ドキドキしてしまう。

もし、スタバでWWPを決済端末に近づけて何も反応しなかったら恥ずかしいな…そうだ、別の普通のスタバカードをすぐ取り出せるように用意しておいて、「あっ、間違った。こっちのカードでした。」と、さり気なく渡せるようにしておこう。カード入れから事前に出しておいた方がイイかな?それとも、店員さんの前でカード入れからサッと取り出す方が自然だろうか?そんなことも、用意周到に考えるのが小鉢男の嗜みだ(結局、後者に決定)。

自然に振る舞うには、勿論、平常心が大切である。ゆえに、深呼吸を大きく2回してから、店内に入る。おっ、ラッキー。男性の店員さんがいるじゃないか。あの人に当たるといいなと願いながら行列に並ぶ。私の前の待ち人数は5名。緊張感で心拍数が上がり始める。やがて私の順番に。やった、男性の店員さんだ。これでドキドキせずに済むぞ!

大好きな飲み物を迷わず注文。「きゃっ、キャラメルマキアートのホット Tallを店内で。モバイルスタバで払います。」と流暢に伝えるつもりが、緊張感から噛んでしまった。そして、いよいよ、WWPを支払端末にかざす時が来た。緊張感はピークに達した。駄目だった時の事を考えて右手にカード入れを握りしめ、左手首に付けたWWPをかざした。「ありがとうございました~」と店員さんの声。えっ、もう支払い終わったの?? 緊張感のためか、モバイルスタバを使った時の「ピョン ポン」って感じの決済音は聞き取れなかった。こうして、私の wena wrist pro のモバイルスタバカード利用実験は呆気なく幕を閉じた。

凄いぞ WWP! Edy、ANAのskipサービスに加えて、モバイルスタバもOKだ!! 旧WWは、こんな便利な機能を知らないまま6ヵ月も使ってたんだ。デジタルガジェット好きとしては情けないなぁ… これで、JALもskip使えたら、私にとって「最強ガジェット」だぞ! 等々、様々な思いが頭に浮かんだ。

「かざすフォルダ」には、他にどんな隠れ機能があるんだろう? 気になって改めてチェックすると、モバイルスタバのサービスが含まれていた「電子マネー」の左隣に「乗車券・航空券」というメニューがあった。開いてみたら、モバイルSuica、ANA skipサービスの下に「JALタッチ&ゴーサービス」とあるではないか(゚o゚;

なんで、旧WWを使っていた時は「かざすフォルダ」機能の内容を確認しなかったのだろうか?本当に悔やまれる。「電子マネー」をオープンして、最下段に「モバイルスタバカード」があった時は驚いたが、実際に決済に使えた時は感動した! そして、ダメもとで「乗車券・航空券」もオープン。どうせ、ANA skipだよね…
えっ、JALタッチ&ゴーも使えるの? モバイルSuicaが最上段にあるのは何故?? wena wrist の世界は深い…

えっ、JALも使えるの??? また、実験でドキドキかよ…

【顛末】JALタッチ&ゴーサービスを利用登録しようとしたら、アプリのインストールを求められて、それが、Android オンリーだった。おサイフアプリをインストールしてるのは iPhone Xなので、これは無理だ。モバイルスタバカードサービスがあっという間に設定できたのとは状況がまったく違った。そんなわけで、JALのドキドキ実証実験へのチャレンジは幻に終わった。wenaの世界の深み(不思議さ)に嵌まってしまいそうな自分が恐い…