今週後半には東京での仕事があるため、八ヶ岳オフィスを午前8時過ぎに発ち、10時ちょっと前に新百合ヶ丘の自宅に戻った。往路と同じくほぼ2時間の通勤時間。今年初めての八ヶ岳オフィスでの勤務は、4日からのほぼ丸5日で完了した。
昨日の雪は、夕方になっても降り続け、午後8時過ぎに鹿の湯に入りに行った際には、積雪量4cm程度になっていた。鹿の湯からの戻りの頃には小降りになっていたが、兎に角、寒かった。「明日の朝は鉢巻道路は凍結するな。運転は十分に注意しよう…」と思いながらD4を駐車スペースに駐めた。
夜半に雪は雨に変わったようだ。ログハウスの屋根に雨音が控えめに、そして、しっとりと響いた。「小林麻美の『雨音はショパンの調べ』って本当に良かったな。あれは新入社員の年(昭和59年)に流行ったんだっけ?」なんて事を考えながら12時前に眠りについた。
今朝は6時過ぎに目覚め、新聞チェックや自宅に帰る準備やらを済ませた後、7時過ぎに所用のため八ヶ岳本宅に行こうとオフィスのドアを開けた。一瞬、呆気に取られた。「ゆっ、雪が無い…」
八ヶ岳で冬を過ごすのは今年で18回(年)目。極寒期を迎えつつある1月に、前夜4cm程度あった積雪が、日中ではなく、夜の内に解けてしまうなんて、間違いなく初めての体験である。この逆の現象(一夜にして雪景色)は、2016年の11月下旬に経験しているが、1月という時期を考えると、雪が夜の内に解けてしまう事の方が明らかに「異常」と言える。
八ヶ岳本宅に入って外気温計を確認すると5℃(零下ではない)と表示されていた。ナルホド、一夜で雪が解けてしまうわけだ! それにしても気味が悪い天気だなぁ~
8時前、八ヶ岳オフィスを発つ直前に、恒例の「野鳥への給餌」を済ませる事にした。給餌のタイミングは、八ヶ岳オフィスの「出社時」と「退社時」と決めている。出社時に給餌台に山盛りにしたヒマワリの種や果物(ミカンやリンゴ)は、遅くとも翌日には跡形も無く野鳥さん達に「お持ち帰り」されるのが通例である。
今回4日の初出勤日の際も、昨年12月28日の退社時にたっぷりと置いていったヒマワリの種はまったく残っていなかった。そこで、ヒマワリの種を山盛りにして、後から半切りにしたミカンをサービスしたのだ。私がヒマワリの種を置いて10分もするとヤマガラが代わる代わる給餌台を訪れていたのも確認している(少なくともこの時はいつもと同じ光景だった)。
今朝も給餌台は、当然の如く空(から)の状態と予想していたのだが、枕木テラスに置いた給餌台には、ヒマワリの種が、4日に与えた量の3分の2程残されていたのだ。後から置いたミカンは、ほぼ手付かずの状態だった。怪訝に思いながらメインウッドデッキの給餌台に向かうと、こちらもヒマワリの種が半分以上残っていた。ミカンもそのままだ。
一体全体、野鳥さん達に何が起きたのだろうか??? それにしても気味が悪いなぁ~ そう言えば、今回の滞在時には、いつもは敷地内を我が物顔で荒らす「鹿さん達」を1頭も見ていない。これも気味が悪いなぁ~