【縄文土偶探訪記】Season 2 蔵出し作業 ①「兵庫県立考古博物館」

【縄文土偶探訪記】Season 2 後半戦蔵出し作業の第1館目は「兵庫県立考古博物館」である。探訪日は、2015年7月30日。第1回目の訪問である。後半戦と言っても、「香川県立ミュージアム」の翌日なので、この博物館については、実態は「前半戦積み残し」の蔵出しだ。

詳細については、兵庫県立考古博物館探訪記 ⇒ https://triglav-research.com/?page_id=17921 をクリックいただきたい。

Season 3で蔵出しした博物館は2016年(昨年)訪問した先ばかりなので、探訪時の記憶は鮮明である。これに対してSeason 2の蔵出しは、例えば今回の「兵庫県立考古博物館」であれば2年近くが経過している事になる。幸い、Evernote等に記録を小まめに取っていたため、実際に蔵出し作業を始めて見たら、思っていた以上に探訪時の光景がヴィヴィッドに甦ってきた。とは言え、探訪からかなりの時間を経過しているのは事実である。よって、Season 2の蔵出しは、かなりサラッとした感じにまとめたい。

「兵庫県立博物館」については「西日本最大級の土偶さん」が探訪のメイン目的だったのだが、撮影した写真で確認するまで、どんな土偶さん(主役)であったかイメージが湧いてこなかった。一方で「ああ、あのナウマン象のハンティング(脇役)を再現していた博物館か…」という事はすぐに思い出した。人間の記憶なんて、所詮、そんなモノなのかもしれない…

テーマ展示室の「ナウマンゾウ・ハンターのキャンプ」 とてもリアルな出来で思わず見入ってしまった。そもそも「展示スペースの外から槍を持ったハンターが様子を窺っている」というシチュエーションがシュールだ。

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【縄文土偶探訪記】