先週は出張尽くめ。特に金曜日(19日)がハードだった。前日(18日)に、関西地区で2件の講演・勉強会をこなし、会食後に宿泊。翌朝午前6時過ぎにローカル特急に飛び乗り、新幹線を乗り継いで、お昼前に関東で別の1行を訪問。その後、すぐに川崎自宅に戻って、今度は愛車(社用車)D4に乗り換え、高速道路を激走し、午後4時過ぎアポイントの甲信越地区の銀行へと向かった。所用を終えた後、そのままD4でオフィスに直行。オフィスに落ち着いたのは、午後8時過ぎで、さすがにちょっと疲れた。
昨日(20日)は朝から、なんかぼ~っとした感じで、何もやる気が起きなかった。花粉症の薬を飲み始めた事もあったのだろうが、それ以上に天気が悪かった。朝の時点ではどんよりとした曇り空。雪はもうほとんど解けてしまっていたのだが、お昼前からかなりの降雪があり、午後3時頃にはオフィスの敷地内はまた一面雪に覆われてしまった(積雪2cm位だったと思う)。夕方からは、土砂降りと言っても大袈裟ではない位の雨で、これで積もった雪はあっと言う間に再び解けていった。こんな「節操がない」天候変化の中で、ほぼ1日、読書三昧。オフィスと本宅の間を2~3回往復しただけで、人にはまったく会わなかった。出張の連続で「人酔い」状態だったので、このオフィス籠もりは、ちょうど良い休息日となった。
今日(21日)は、一転して朝から快晴。今回のオフィス滞在は、私単独なので、午前10時前に、車で10分程の場所にあるJA運営の「あぐりモール ふじみ」のスーパーに買い出しに出かけた。オフィス滞在中の食料を一通りカゴに入れた後、ふとアイスクリーム・コーナーの前に立ち止まった。「あっ、ソフト・クリームが食べたい。どうしても食べたい!」と悪魔の囁きが耳に響いた。
トリグラフ流ダイエットは、目標達成から既に1ヵ月以上が経過しているが、特にリバウンドもなく、体重は75~77kgの間で安定的に推移している。食生活は「かなり緩めの糖質制限」といった程度で、朝食をローソンのふすま系パンにしているのが最大のこだわりである。Walkingと温泉ダイエットは、もう日常生活に完全に組み込まれた感があり、当たり前のように続けている。平熱がダイエット開始前と比較すると1.2~1.3℃位上昇しているので、おそらく体の代謝構造が変化したのだろう。
そんな「イイ感じ」が続いているので、元々大好きだった「スイーツ系」は、最近、味わいたいなと感じたら我慢しない事にしている。さて、どこのソフト・クリームにしようかな。「たてしな自由農園」、「道の駅こぶちさわ」、それとも「鹿の湯」の売店にしようかな? 八ヶ岳PAの「桔梗信玄ソフト」も捨てがたいな…なんて具合いに、八ヶ岳オフィス周辺のお気に入りのソフトクリームが次から次へと頭に浮かんだ。
そうだ、この前、温泉に入った後に食べた「道の駅 信州蔦木宿(http://www.tsutakijuku.jp/index.html)」のヨーグルト・ミックスのやつが滅茶苦茶美味だったな。決~めた。あそこに行こう!JAスーパーでの買い物を終えた私は、富士見街中から国道20号へと向かった(下った)。国道20号沿いにある「道の駅 信州蔦木宿」までの所要時間は15分強。道の駅の敷地脇には「釜無川」が流れている。そう、この場所は、日本列島を東西に分断するフォッサマグナの西境界「糸魚川静岡構造線」上に位置するのだ。
D4を駐車場に置いて、釜無川沿いの遊歩道を数分散策。川沿いの階段を上ると、目の前に幟があり、そこには「ほぺ落ちソフト」の文字が。お目当てのソフトクリームの名前を知ったのはこの時だった。
幟の周辺には「富士見町の観光案内図」や「御柱」のオブジェが置かれていた。「今年は7年に一度の御柱祭の年だったな。今年こそはお祭りを見に行かなくっちゃ!」と呟きながら、道の駅のソフトクリーム売り場へ向かった。
目指すは「ソフト&ヨーグルト」のミックス。前回はプレーンで食したが、ブルーベリーかキウィのソースも選択可である。八ヶ岳界隈のブルーベリーは超美味で、毎年夏には、お気に入りの農園にブルーベリー摘みに出掛ける。で、当然ながら、ブルーベリー・ソースで注文。値段はリーゾナブルで税込み300円。
レジで代金を支払って、ソフトクリームを売店の女性から手渡された。「ん? ブルーベリー・ソースが掛かっていないぞ。ブルーベリーって注文が、上手く伝わらなかったのかな? まあ今回は仕方ないや。D4の社内でじっくり味わおう。」と足早に駐車場に向かった。D4の側まで来たところで、ソフトクリームの写真を1枚パチリ。あぁ、早く食べたい!
D4の運転席に座り、社内を暖めながら、ほぺ落ちソフトを堪能する。ヨーグルトの酸味が程よく自己主張をするアッサリとした上品な味わいである。そして、6割程食べ進むと、ソフトクリームの色に変化が。そう、ブルーベリー・ソースはソフトクリームの上に掛けるのではなく、コーンカップの下部に注がれていたのだ。色が薄紫色に染まっただけでなく、ブルーベリー・ソースの甘酸っぱさが加わり、まるで別のソフト・クリームを食べているような感じがした。
ナルホドね! ソースを上から掛けるよりも、こちらの方がお洒落だなと感心してしまった。日本列島の東西境界線上で、上下で色と味が異なったソフトクリームを味わう。このスケールの大小の絶妙のコントラスト。これも八ヶ岳ライフの醍醐味であろうか…
トリグラフ・リサーチ 稿房主
【八ヶ岳ライフ】