敷地内は今年も「キノコの競演(狂宴)」さ!

先日、ローカル局のニュース番組を観ていたら「今年の夏はかつてない程の暑さで、雨も少なかったため、松茸を中心としたキノコが不作」と報じていた。

ふ~ん、そうなんだ…

個人的には、今年より去年の方が暑く感じたな。

それに、今年は日中は快晴でも、夜の間に結構、雨が降っていたことが多くて、それが敷地内を冷やし、潤してくれたような気がするんだよね。

実際、今年の夏の30℃超えは、私が八ヶ岳に不在だった時に1日だけ。最高気温は30.7℃だった。

昨年は2回あって、確か31.3℃まで上昇したんだよね。

まあでも、アナリスト稼業を生業とする身なので、曖昧な事を書いてはいけないな。

そこで我が社が誇る「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」のデータで、今年の7月~9月(1~2日のブレはあるけれど)の気温推移を確認してみた。↓

左が昨年、右が今年の、それぞれ7月~9月のオフィスウッドデッキに設置した外気温モニターの推移。ほ~ら、やっぱり今年の平均気温の方が低いじゃないか。わずか0.3℃の差だけれど…

こういう事がサラッと出来るのが、IoTネットワークの強みなのだ。

最高気温は私の記憶通り、昨年が31.3℃、今年が30.7℃。最低気温は、10.0℃に対して7.8℃。

え~っと、肝心の平均気温は?

昨年が 20.5℃で、今年が20.2℃。

ほ~ら、たった 0.3℃の違いだけれど、今年の方が涼しかったじゃないか!

平均気温が僅差なのは、9月になってからも今年は気温が高止まりしたからなんだな。

でもよく見たら、グラフのスケールそのものが、昨年(左)の方が気温の高い方にシフトしているよね。

やっぱり、広いエリアを対象としたデータの報道を鵜呑みにしないで、自分でしっかりと記録した事実に基づいて判断・評価しなくちゃ、自分が暮らす場所の自然環境の変化はわからないと思うんだ。
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じゃあ、本当に「キノコは不作」なのかな?

昨日の夕方と今朝、敷地内でキノコ探しをしてみたんだ。

オイオイ、どこが「不作」なんだよ。

我が家の敷地内では「例年並み」、もしかすると「例年以上」にキノコが顔を出しているような気がするぞ。

以下、「キノコの競演(狂宴)八景」

このキノコも毎年顔を出すけれど、今年はどれも大きいな…
例年、ツチグリは9月中旬頃から生えてくるのだが、今年はちょっと遅めかな?
こんなの「味噌汁」に入れたくなるよね。でも社主さまから「敷地内の自生キノコは食用すべて禁止」との社命が下っているんだ!
こんなお菓子って子供の頃あったよね。名前は何だっけ? そう「たまごボーロ」だ!
ツリーハウス建設予定の三角地は、わざと伐採した木の切り株が残してあるんだ。やっぱり切り株に生えるキノコの数は迫力だな。
このキノコは例年よりも目立たないな…いつもはオフィスのウッドデッキの近くに沢山生えるのだが…
このキノコなんて、梨の実が落ちてるのかと思ったな。

これだけ、色々なキノコが生えているんだから、もしかすると財産区林内の赤松の根元に「松茸」も顔を出しているんじゃないかな?

そう思って10分程探してみたのだが、それらしいものは影も形もなかった 😞 

チッ、つまらね~な 💢

ああっ、でも洋芝の中に毎年顔を出す白いマシュマロのようなキノコ(姫埃茸)、本当に美味しそうだな…

でもこの洋芝に生えるキノコは「食用可」ってわかっているんだよね。きっと、マシュマロのような食感なんだろうな。がぶっ

思わず手に取って囓ってみたら、マシュマロじゃなくて「はんぺん」みたいな感じだった。

うわっ、なぜか舌が痺れてきて、空に太陽が3つ見えるぞ…💦