昨晩の深夜零時時少し前に社主さまと八ヶ岳オフィスに出社。
私は、1週間ぶりの八ヶ岳だが、彼女は9月初旬から中旬にかけて上海トリップを楽しんだので、ほぼ1ヵ月ぶりだ。
新百合ヶ丘の自宅が、まだ「残暑」という言葉がピッタリだったのに対して、今朝のオフィスウッドデッキの最低気温は11.1℃。
敷地内は秋の気配がさらに深まっている。
それにしても、今夏の八ヶ岳の混雑ぶり、それも週末は異常であったように思う。
観光客を中心に人口密度が上昇し、ゴチャゴチャ、ザワザワする八ヶ岳は、私の好きな八ヶ岳ではない!
あ~あ、ウンザリだ。
「地方創生」の大切さは十分に理解しているが、私的には「従来の地場産業を守りながら、その強みを活かした新たな産業を育成し、事業所数を増やし、そこで働いて子育てをする人が増えてこそ意味がある」と考えている。
観光客頼みとか、リタイア族の移住に依存した地方自治体の町興し政策も確かに大切だけど、それだけでは「持続可能性」があるとは思えないんだよね…
コロナ禍でインバウンドを中心とした観光需要があっと言う間に縮小・消滅した時に、その「脆さ(危うさ)」を誰もが実感しただろうと考えていたのだが、そうではなかったようだ。
まあでも、週末は敷地内で極力過ごすようにして、平日に出歩いて、私が好きな本来の八ヶ岳をエンジョイすれば良いだけの事である。
この辺りの感覚は社主さまも同じ。
私が言うまでもなく、彼女は朝食の際に「今日はお買い物にも出掛けないので、庭で1日過ごしましょう。」と呟いた。
さすが我が嫁、八ヶ岳の楽しみ方がわかっているよね!
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今日の八ヶ岳西麓富士見高原は、素晴らしく爽やかな1日だった。
終日、八ヶ岳ブルーの空が広がり、野鳥の囀りが途切れることがなかった。
ナナカマドの実は赤く色付き、財産区林内では、トリカブトが猛毒とは思えない美しい紫色の花を咲かせている。
敷地内の至る所では様々なキノコが存在感を誇示。
おっと、謎の動物の攻撃を受けた「ホークアイ」の状況を確認しなくっちゃ。
あちゃ~、明らかに倒されているよ。
それに巣穴が一回り大きくなったような気がするぞ!
今日は、謎の動物(狸か穴熊かハクビシンだろうな)の追い出し方を研究しよう。
他に異常はなさそうだな。
おっと、メインウッドデッキの階段の周辺に木屑が飛び散っているぞ (°0°)
何があったんだ? あ~あ、こりゃ、キツツキの仕業だな。
デッキの部材の一部にキクイムシが棲みついていたのだろう。
今日の内に補修の下準備を済ませて、明日は「大工仕事」決定!
ウッドデッキを支える構造材も傷んでいるようだと、ちょっと手間の掛かる作業になりそうだな。
まあ、補修用の部材は常に揃えているので1日あれば終わるだろう…
と、こんな感じに敷地内でも、やりたい事、やらねばならぬ事が次から次へと現れるのだ。
実際、退屈とかノンビリなんて「無縁」なのである。
そして、夕方には夕陽に励まされ、焚き火には癒やされる。
締めは、財産区林の樹間から垣間見える控えで美しい月を愛でる。
敢えて動かない「八ヶ岳の週末」。
最高だね!