スズメバチ 女王蜂殲滅戦 2023・・・ 「ピンク・ネペンテス」配備完了!

八ヶ岳ライフにおける「宿敵」は、私的には「鹿軍団」である。

冬期においては「楓」や「桜」など広葉樹、春から夏にかけては私が溺愛する「ホスタさん達」への「食害」が奴らの脅威である。

ちょっと油断して防御策を怠れば、情け容赦なく広葉樹であれば幹を囓り、ホスタさん達であれば新芽を食い尽くす。

だが、鹿軍団に対する私の防御策は年々進化を続け、昨年に関しては、ほぼ完璧に食害を防ぐ事が出来た。

特に、冬期の広葉樹の「銀シート巻き作戦」は、この冬も万全。

ここ数年は、シート巻き作業も撤去作業も社主さまが担当。

作業が早い彼女は、昨日、あっと言う間に撤去作業を終えてしまった。

今年の冬も銀シート巻の効果で、鹿の食害は皆無だった。使用した銀シートは剥がして捨てるだけ。
銀シートを剥がした直後はちょっと幹が濡れている。木が生きている事を実感させる瞬間だ。
異形のソメイヨシノも銀シートを剥がした。元々は高さ30cm程の苗木を買ったもの。鹿の食害で主幹が完全に枯れてしまい、脇から出た幹が育って、こんな異形になったのだ。

これからの主戦場は、私が所管(指揮)する「ホスタさん防衛戦」へと舞台を変える。

防衛予算を増額し「トリグラフ護衛隊群」には新装備を導入する予定だ。

鹿の食害からホスタさん達をお守り抜いた「トリグラフ護衛隊群」。今年はさらに新装備を導入する予定だ!
ホスタさん達の根元に撒く「結界チップ」も今年は更に改良を加える予定だ。

2023年も目指すは「食害皆無」。

仮にホスタさんゾーンであるオフィスエントランス周辺に奴らが侵入してきたとしても、新たな威嚇手段で直ちに追い払ってしまうつもりでいる。

オフィスエントランス周辺は、私が溺愛するホスタさんゾーン。このエリアだけは鹿軍団から守り抜くぞ!

とは言っても、「鹿軍団」の脅威は所詮は「敷地内の植物」に対してである。

私や社主さまに対する「最大かつ最凶の脅威」は別にある。

そう、「蜂」、それも「スズメバチ」である。

対蜂対策は、巣の駆除を中心に危険を伴うので、一昨年までは「私の専管事項」であった。

だが、長年続いたそんな状況に変化が訪れたのは昨年であった。

昨年春に設置した(吊り下げた)社主さまお手製のシンプル極まりない「女王蜂殲滅器」が劇的な効果を発揮したのである。

ピンク・ネペンテスを初めて設置して数日でこんな状況になった。誘因液の量を増やせばさらに女王バチ殲滅戦の効率が上がる事を社主さまは学んだようだった。
昨年、ピンク・ネペンテスは改良を重ね、蜂の誘因力がどんどん高まって行った。

本格的に巣作りを始める前の「女王バチ殲滅作戦(殲滅戦)」によって、昨年は八ヶ岳ライフ23年で「最も蜂の脅威が少なかった1年」となった。

昨年、女王蜂殲滅器(別名:ピンク・ネペンテス)を設置したのは、4月25日であった。

だが、今年の春は異常とも言える暖かさだ。

こんなに陽射しが強く暖かければ、植物だけじゃなく、昆虫が例年よりも早く活動回するのは当たり前だろう。
今日の午後3時前の外気温は18.9℃。メインウドッデキのベッドに寝転がったら、思わず眠ってしまいそうになった…

社主さまは、昆虫達の活動も早いと判断したようで、昨日、銀シートの撤去を終えた後は、秘薬 ピンク・ネペンテスの調合を始めた。

ふと気が付けば、敷地内の2カ所にピンク・ネペンテスがぶら下がっていた。

ピンク・ネペンテス1号罠は、昨年と同じ野鳥レストラン「プルミエール」の支柱に設置。昨年の女王蜂殲滅戦の舞台である。
ピンク・ネペンテス2番罠は、メインウッドデッキの財産区林側の手摺りに掛かっていた。とてもスズメバチの女王バチ殲滅器には見えないな…

そう、「女王蜂殲滅戦 2023」が幕を開けたのである。

実態は、スズメバチの女王蜂と我が社(家)の社主さま(家内)による「最強(凶かな?)クイーン決定戦」だな…