『青と白の時 2023』 だから「冬の八ヶ岳ライフ」はやめられない…

昨日の雪は結局、午後8時過ぎまで降り続いたようだ。

私は八ヶ岳滞在中の積雪量の測定は、メインウッドデッキに置いた作業テーブルを基準とする事にしている。

周辺に遮るものがなく、いつも一番厚く雪が積もるのがこの場所だからだ。

昨日の午後4時に測定した時の積雪量は12cm弱(下写真左)。

その後も4時間程、雪は降り続いたので20cm近くになったかな?

今朝も6時起床。

朝の情報チェックを済ませてから、ちょっとワクワクしながら6時半過ぎにメインウッドデッキに向かった。

積雪量は? な~んだ 16.5cmか(下写真右)。大したことなかったな…

大雪警報では25cm程度の最大積雪量との予報だったので、今回も肩透かしであった。

昨日の午後4時時点で12cmの積雪(左)だった。20cmを超すと予想したのだが、結局、今朝6時半の計測で積雪量は16.5cm(右)。この程度なら雪掻き作業は不要だな…

この程度なら「雪掻き作業」は、まったく不要である。

雪なんて放っておけば自然に解ける。

その解ける過程を観察するのも、また楽しみなのだ。

私は、日常生活に特に支障がないのであれば、雪掻きなんて労力と時間の無駄であると思う。

そして、24年目を迎えた我が八ヶ岳ライフの経験上、50cm程度までの積雪であれば、生活に支障をきたす事は、実はそれ程多くないのである。

私が記憶している限りの最悪の事態が「2014年 バレンタインデイの大豪雪」であり、その時の鉢巻道路周辺の積雪量は1.1m程度に達したという。

私は当時、東北出張中であり、2014年大豪雪の凄まじさは、幸い(残念ながら?)経験していない。

1.1mはさすがに極端だが、積雪が50cmを超すようだったら「八ヶ岳には近付かない」と割り切るのが一番だと思う。

そして、そんな状況をしっかりと新百合ヶ丘自宅からモニター出来るように「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」や2系統からなるライブカメラネットワークを配しているのだ。
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オフィスに戻ってブラインドを一斉に上げた。

メインデスクトップPCの背景の窓に、とっても美しい「有明の月」が浮かんでいた。

窓の外には美しい「有明の月」、そしてその背景は「八ヶ岳ブルーの空」。う~ん、お洒落だな…

背景は勿論「八ヶ岳ブルー」の空である。
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午前8時前、重厚なエンジンの響きがオフィス内に伝わってきた。

富士見高原リゾートの「除雪車」のお出ましであった!

朝7時。D4とミニパジェは枕木駐車場で雪に埋もれていた。この枕木駐車場が面した道は除雪作業の対象なので、我が家は道路の雪掻きは不要なのである!
様々なタイプの除雪車があるようなのだが、今日のご出動はこのタイプ。ジムニーに除雪装置を装着するタイプもあり、そいつはとっても愛らしいのだ!

早朝から我が家の枕木駐車場前の道を3往復して除雪。

枕木駐車場の先20m程で道は終点となりロータリーになっている。

そのロータリーの端に除雪した雪を上手に積み上げて、除雪は見事に完了\^^/

除雪車の3往復で枕木駐車場前の除雪は見事に完了\^^/

本当にいつも迅速な除雪作業ありがとうございます<(_ _)>
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午前9時前。朝陽が一段と力強く敷地内を照らし始めた。

うん、そろそろ『あの時間』だな。

私が八ヶ岳の四季の風景の中で最も好きな「青と白の時」に包まれる条件がすべて整ったのである。

陽光に照らされて輝く純白の雪と八ヶ岳ブルーの空のコントラスト。

そして長く伸びた森の木々の影が描く水色の紋様。

うるちゃんを片手に無垢の雪原と化した敷地内を散策。

その爽快な光景を堪能した。

以下、『青と白の時 2023 八景』

午前9時前。朝陽が力強く敷地内を照らし始めた。さあ「青と白の時 2023」の始まりだ!
オフィスウッドデッキから庭を見下ろす。八ヶ岳ブルーの空と白い雪のコントラストが美しい。
次にメインウッドデッキから別アングルで庭を見下ろす。カントリーキッチンの方から雪掻き作業らしき音が聞こえてきた。
枕木テラスが雪に覆われている。今日の夕方の焚き火が楽しみだ…
お庭の縁台に積もった雪の厚さからも積雪量がわかる。確かに20cmまでは積もっていないな…
庭のフラットスペースには動物たちの足跡もまだ残されていなかった。
オフィスのセルフビルド完工から丸9年が経過。いつの間にか雪の風景にも馴染んできたな…
写真撮影後、純白無垢だった庭の雪原に私の足跡を残した。その時の気分も最高だった。

う~ん、こんな楽しみもあるんで、冬の八ヶ岳ライフはやめられないんだよな…