今日が今回の八ヶ岳滞在期間の14日目、そして最終日でもある。
人類が新型コロナの脅威に翻弄されるようになって、ほぼ丸3年が経過。
この間、会社業務のオンライン化を中心としたBPRを進めてきて、今年がその「総仕上げ」の年と考えている。
結局、浮かび上がってきたのは、どれだけオンライン化を進めても「東京」と「対面」という要素がかかわる業務の「核(コア)」の部分はしっかり残るという(想定内の)事実である。
明日からは、東京での講演や長男の結婚式等、新百合ヶ丘自宅で対応すべき事が山積しているので、今日の夜、八ヶ岳オフィスから撤収(帰宅)する予定だ。
ここ数日、ちょっと天気が崩れたものの、今回の2週間の八ヶ岳滞在中は、そのほとんどが「快晴」で、かつ、八ヶ岳の1月とは思えない程、暖かい日が続いた。
朝の珈琲を終えた後、敷地内を散策。
メインウッドデッキに降りた霜が美しい。
本宅とオフィスの上空には、素晴らしい八ヶ岳ブルーの空が広がる。
一昨日、ちょっと雪が降ったが、ほとんどすぐに解けてしまい、庭にわずかに残った雪は、霜との区別がつかなかった。
地球温暖化が一段と進んでいるな…
1999年に本宅を購入した際には「将来的にも夏場はエアコン無しで快適に過ごせること」も極めて重視したのだが、昨年も最高気温が30℃を超えた日が2日あった。
う~ん、もうちょっと標高(八ヶ岳オフィスは1,300m)が高くても良かったかな?
夏場は「蓼科」周辺が一番快適に過ごせるだろう。
最近、そう思うようになってきた。
でも、蓼科は「自宅から車で2時間以内」という絶対必要条件を残念ながら満たさなかったのだ。
結局「富士見高原」が、24年前も現在も、私の「譲れなかった諸条件」を満たしてくれる地なんだろうな…
八ヶ岳ライフを楽しむ上で、どのような要素を重視(優先順位付け)して「土地選び」をするかは極めて重要だ。
近年、地球温暖化が加速度的に進む中で「標高」というファクターの重要性が一段と高まってきたように思う。
————
午後はオンライン講演の予定が1件入っているため、社主さまと早めの「撤収日外食ランチ」を楽しむことにした。
私は、どうしても行きたいお店があったのだが、念のため社主さまに食べたい物があるか問うてみた。
すると即座に「麺屋 蔵人がイイわ!」との言葉が返ってきた。
夫婦は似るものなのか、似た者同士が夫婦になったのかは定かではないが、実は私も「麺屋 蔵人」さんの『鉄鍋ラーメン』が食べたかったのである。
結局、「開店と同時に入店し、サラッと食べて、スマートに撤収」という外食ルールを今日も貫くことにした。
11時半の開店と同時に4組目として入店し、私は「味噌とんこつチャーシュー麵(大盛り)」、社主さまは「焼き味噌チャーシュー麵」をそれぞれオーダー。
「この味はここでしか楽しめないよね!」と2人で頷き合いながら、撤収日の外食ランチを楽しんだ。
店内滞在時間は33分間。迅速な撤収であった。
————
その後、ミニパジェくんの給油のために八ヶ岳滞在中の茅野の「ご贔屓GS」のひとつに立ち寄った。
D4と違い、ミニパジェはレギュラーガソリンでもOK。
でも「リッター 160円」だった。
う~ん、新百合ヶ丘自宅界隈のハイオクと同じ水準だな。
八ヶ岳ライフにおける「ガソリン価格の高さ」を改めて実感。
まあでも、それぞれの拠点の長所・短所を確認しながら楽しむのが「デュアル・ライフ」の醍醐味なんだよな…
by『八ヶ岳稿房主』