今日で自宅滞在は早6日目。前回八ヶ岳滞在中に気になっていた事があるのを思い出した。
八ヶ岳メインウドッデキの上で育てている「ブルーベリー」さん達である。
元々は、2014年の秋に6本購入して、地植えで育て始めたのだが、度重なる「鹿の食害」で、2017年春には、ほぼ「茎のみ」の「壊滅状態」となった。
その後は、ウッドデッキでの鉢植え生育に変更。
これが奏功し、鹿の食害とは無縁にスクスクと育って、2018年からは、毎年、かなりの数の実がなるようになった。
7月下旬から10月初旬まで、我が家産のブルーベリーを朝食のヨーグルトにちょこっと添えるのが、八ヶ岳ライフのささやかな楽しみとなったのである。
昨年からは、野鳥の被害からブルーベリーさん達を守るために「ぶっき~ちゃん」を配備するなど、ホスタさん達程ではないものの、それなりに大切に育ててきた。
だが、今年のブルーベリーさん達は、明らかに生育が遅かった。
そして何よりも、まったく(1株も)開花しなかったのである。
これまでも、生育不良や結実しない株が年によって1~2株あったものの、今年のように10株以上が「全滅」というのは初めての事態だった。
もしかして、これから開花するのかな?
そんな淡い期待感を抱きつつ、7月18日早朝に八ヶ岳を離れたのである。
念のため、2020年と2021年の7月下旬のブルーベリーさん達を撮影した写真を確認してみた。
昨年は、もう実が熟し始めていて、収穫した実がヨーグルトの器にちょこんと入れられていた。
う~ん、やっぱり今年は、もうお手上げだ。
枯れているわけではないので、ブルーベリーさん達の「ストライキ」である…
それにしても、どうしてこんな状況になったのだろうか?
生育の遅さは、冬に繰り返し降った雪の影響と推定していたのだが、よくよく考えると、他の樹木にそんな影響は出ていない。
そうすると、開花・結実に必要な「酸性土壌」になっていなかったのかな?
でも、ブルーベリー用の土の補充や施肥は、例年と同じように行ってきた。
陽当たりはまったく問題ないし、水切れも十分に注意してきたので、これらが理由とは思えない。
何よりも、今年の場合は、すべての株が開花しなかったのが、どうにも解せない。
まあでも、今更、あれこれ考えても仕方ない。
ブルーベリーさん達からの「時には休む事も大切だよ!」というメッセージと解釈する事にした。
それに、このようなイレギュラーな事態に遭遇しつつ、それに上手く対応・克服していくのが「八ヶ岳ライフ」の楽しみなのである。
だが、ちょっと可哀想なのが「ぶっき~ちゃん」だ。
守るべきブルーベリーの実がなく、今年は「失業」確定だね…
by『八ヶ岳稿房主』