この時期、仕事に疲れた後の夕方から夜に掛けての楽しみは「焚き火」であった。
だが、今回のオフィス滞在から新たな楽しみが増えた。「お庭で動画鑑賞」である。
———-
八ヶ岳にオフィスを構え、銀行業界の調査・分析業務(=大量のデータを扱う)を営む我が社にとって「通信環境」は「生命線」である。
インターネット回線は「NTTフレッツ光」を利用しているが、八ヶ岳滞在中に「電柱・電線」が視界に入る事は許せない性格(https://triglav-research.com/?p=33069)なので、NTTと交渉して敷地内の回線は「地下埋設」にするなど、相応のコストを掛けている。
モバイル回線については、auの4G LTEが「バリ5」の状態なので何の不便も感じない。
まだ、5G提供エリアでない事がちょっと不満だが、全体としては「良好な通信環境」が構築出来ているのだ。
Wi-Fiネットワークは、2020年にすべてWi-Fi 6対応機種に更新。
Wi-Fiルーターを設置したオフィス西側の壁から、最も離れた本宅東側の壁までは40m以上の距離があるのだが、中継器を設置する事によって、本宅でも高速のインターネット環境を実現している。
だが、どうしても弱かったのが「屋外」でのWi-Fi利用である。
メインウッドデッキのガーデンベッド、お庭の縁台等、タブレット端末でNetflixやYouTube等の動画を視聴すると、時々カクカクが発生するなど、安定感が今ひとつだったのだ。
う~ん、やっぱりWi-Fiルーターを特定方向への電波を強化できる外部アンテナ付きモデルに交換すべきかな?
結局、今年1月~3月に実施したBPRの一環で、これまでオフィスで使用していたルーターを自宅書斎に移設。
八ヶ岳オフィスには、外部アンテナ4本付きのモデルを導入したのである。
その効果は覿面だった。
4本のアンテナの内の1本を庭の方向に向けただけで、屋外使用の際のW-Fi環境は大幅に改善。
メインウドッデキのガーデンベッド、お庭の縁台だけでなく、ルーターから、おそらく70m近いの距離がある西側の敷地境界線周辺でも、動画がまったくストレスなく視聴できるようになったのである。
今日は午後6時過ぎから、ガーデンベッドに寝転がって、WOWOWオンデマンドで久し振りに「ペンションメッツア」を鑑賞。
6時40分頃から沈み行く夕陽がとても美しくて、思わず見入ってしまった。
後で調べたら、今日の富士見町の日の入り時刻は午後6時48分だった。
正に、南アルプスの山並みに沈まんとする柔らかな夕陽を浴びていたのである。
動画視聴に使うのは、洗濯機水没&撹拌事故から無事に生還した「Galaxy Tab Active3」だ(https://triglav-research.com/?p=37412)。
8inch画面で動画視聴にちょうど良いサイズであるし、何よりもそのタフネスさは、アウトドアでの利用には最適なのである。
iPad Proでは、ちょっと怖くて出来なかったような「雑な扱い」もドーンと来いだな。
そうだ、夕陽を浴びながら、大好きな「銀河英雄伝説OVA」の通し鑑賞なんてのもお洒落かもしれないな…
こんな風に「焚き火」前の新たなお楽しみが定着しつつある!