今日は軽い昼食を終えた後、久し振りに大好きな「平原綾香」さまのコンサートBlu-rayをBGVに流しながら仕事をしようと思い付いた。
そこで、オフィスロフト書棚の「綾香さまコーナー」に並んでいた1つのケースを手に取った。
だが、意に反して、それは「平成28年御柱祭」のBlu-ray&DVDセットのケースであった。
前回の「御柱際」終了後に、LCV(諏訪地域地盤のケーブルテレビ会社)から購入した物だった。
購入直後にさらっと1回視聴して、そのまま書棚に直行となったのだろう。
うん、これをBGVにするのも悪くないな!
オフィスロフトのTVにセットして久し振りに視聴。Blu-rayなので画像も美しい。
冒頭に「奥山の大木、里に下りて、神となる」というお洒落なナレーションが流れた。
いい声だな! んっ? もしかすると「あの人」か。
ケースを手に取って改めてラベルを見たら「田口トモロヲ」さんがナレーターだった。
初めて視聴した際には聞き流していたようだ。豪華だな…
さすが、御柱祭を知り尽くした地元ケーブルテレビ局が撮影しただけあって、素晴らしいコンテンツだった。
前回の御柱祭を見学した際の感動と記憶が蘇った。書棚で眠っていたなんて「宝の持ち腐れ」である。
結局、2時間半近く、画像をチラチラ眺めながら仕事を続けた。
正確には、後半の1時間程は、Blu-rayを観ながら、Excelのマクロを回したって感じかな?
私の生まれ故郷の南房総にも4年に一度の「白間津大祭」なる有名なお祭り(奇祭)がある。
だが、7年に一度開催される「御柱祭」の荘厳さと熱気は次元がまったく違うのだ。
次回は何年だったかな? インターネットで調べると「2022年」だった。
えっ、来年か (°0°) そうか「満6年間隔」だったな。
日頃、「厳格な三密回避」なんて言っている私からすれば「大いなる矛盾」なのだが、「御柱祭」だけは中止や延期などせずに予定通りに開催して欲しいと心から願う。
「御柱祭」は、オリンピックなんて足元にも及ばない「本当に特別で大切な儀式」だと私には思えるのだ。
私も受け継いでいるはずの「縄文人のDNA」がそう囁きかけるのだろう。
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視聴を終えたのは午後3時半過ぎだった。何故か無性に「御柱」を見たくなった。
「仰ぐ」「会う」或いは「囲まれる」って感じの「願望」が湧いてきたのだ。
まるで「御柱」に導かれているような気分だった。
だが、月末である今日から明日に掛けては、アップデートせなばならないデータが山のようにある。
わざわざ「諏訪大社」まで足を運ぶ程の時間的余裕は無かった。
ふと閃いた。そうだ「乙事諏訪神社」に行こう! 御柱もしっかりと鎮座していたはずだぞ。
ちなみに、乙事(おっこと)は、「もののけ姫」に登場する「乙事主(おっことぬし)」の名前の由来と言われている。
オフィスから乙事諏訪神社までの距離は4~5km。D4ならば5分も要せずに行く事が出来るじゃないか…
「閃いた時は即実行」である。その数分後には、神社の駐車場に到着していた。
う~ん、やっぱり神社の空気は特別だな。
乙事諏訪神社は木々に囲まれ神社独特の澄んだ空気に満ち溢れていた。あれっ、杉や檜が多いのかな? オフィスの周辺には杉や檜は1本も無いのだが..
拝殿にお参りした後、4本の御柱を順番に回って手を合わせた。
神社の境内を歩くだけで、これまで吸い込んだ「コロナ禍で淀んだ世の中の空気」が体外に排出されていくような気がする。
「樹木」「湧き水」「神社」は、With COVID-19時代を生き残るための「三大祓い(浄化)アイテム」かもしれないな…
15分程、乙事諏訪神社の境内を散策。充実して素敵な時間の使い方だったな。
オフィスに戻って、改めてLCVのHPをチェック。
なんと、「LCV御柱祭撮影40年記念 プレミアム特典付 御柱祭 DVD BOX 8巻セット]なる商品が既に発売されていた。
次回2022年(令和4年)の御柱祭のDVDは「2022年7月頃発送予定」との事。
さすがだな! 「諏訪人」は御柱祭を予定通り開催する意気込みなのだろう。
値段は税込みで33,000円。Blu-ray じゃなくてDVDか… 画質はどうなんだろう?
思わずポチッとしそうになったのだが、辛うじて思い留まった。