「昭和の特撮映画」の魔力—ウルトラQとウルトラセブンの再放送に嵌まって…

今日で今回の八ヶ岳滞在は14日目。

この間のSARS-CoV-2の新規感染者数の推移を見ると、本当に「疎開」しているような気分になってくる。

基本的には、講演資料作成と庭仕事に時間の多くを費やし、極力「人に会わない事」に徹してきた。

例外は一昨日の「花を巡るドライブの1日」だが、ほとんどがD4での移動時間であり、花桃の郷も広大な敷地を散策したので、観光客が多くても「三密」とは無縁。

我ながら「健康的で対COVID-19的には安全な生活」を送ってきたなと思う。

そんな八ヶ岳ライフにおいて、最近、見事に嵌まってしまったものがある。それは「昭和の特撮映画(ドラマ)」だ。

切っ掛けは、NHKBSプレミアムで「ウルトラQ」と「ウルトセブン」の4Kリマスター版の再放送が始まった事にある。

ウルトラQが3月29日スタートで毎週月曜日の午後11:15から、ウルトラセブンは4月4日スタートで毎週日曜午前8:00からの放送だ。毎回、楽しみで仕方ない。

勿論、録画もしており、これまでの放送分はどれも最低2回は観てしまった。

一昨日、ドライブで「木曽路」を回ろうと思ったのは、18日に放送されたウルトラセブンの第3回「湖のひみつ」の舞台が木曽谷だったからだ。

登場したのは「ピット星人」と「エレキング」、それにカプセル怪獣「ミクラス」。ああっ、なんかとっても懐かしいな~

ウルトラQもセブンも特撮シーンは、現在の特撮やCG技術と比較すれば足元にも及ばないのだが、シナリオがしっかりしていて(子供番組とは思えないシリアスさ)、ぐいぐい惹きつけられる。

それに、当時の車や街並み、登場人物の衣装等々、(当たり前だが)すべてが「昭和」で懐かしい。

昭和って、色々な意味でお洒落だったんだなと再認識した。

もうひとつ加えると、セブンのアンヌ隊員(ひし美ゆり子さん)に「ノスタルジックな美」を感じる。

一昨日の夜、ウルトラQの第4回「マンモスフラワー」を視聴した後、何となく他の「昭和の特撮映画」も観たくなった。

AmazonプライムビデオやNetflixで検索してみると、アニメは沢山あるのだが、残念ながら「特撮モノ」は、ゴジラ系を除くとほとんど無かった。

ゴジラ系は「日本人の一般教養」として、すべて鑑賞しているので、今回は対象から除外。

諦めようと思ったが、U-NEXTは、かなり古い邦画も見放題である事を思い出した。

検索すると、最も古いのは「大学は出たけれど」他、1929年制作の映画が4本もあった。

1929年は、昭和4年か… オイオイ、世界恐慌の年じゃないか。凄いぞ、U-NEXT。

「昭和の特撮映画」を探したら、もう、見た事も聞いた事もないような映画が次々と出てくるではないか(°0°) 

「吸血鬼ゴケミドロ」「宇宙大怪獣ドゴラ」「妖星ゴラス」に「フランケンシュタイン 対 地底怪獣」…

とりあえず、映画を観た記憶が無くて、妙にそそるタイトルの映画を昨日と今日で観てしまった。

う~ん、「昭和の特撮映画」には「魔力」があるな…