八ヶ岳での決算分析山籠もり期間2日目。午前中は薄曇りといった感じの穏やかな天気だったが、午後になると雨が降り始めた。
それにしても今年は雨の日が多い。21年目を迎えた我が「八ヶ岳ライフ」において「降雨日数」の多さでは、今年が間違いなく新記録だろう。
そもそも例年であれば11月初旬は「快晴」の日が続くので、この時期の「紅葉と雨」という組み合わせはちょっと新鮮だ。
オフィスの窓から庭を見下ろす。しっとりとした雰囲気が漂い、八ヶ岳ブルーの空が鮮やかだった昨日とは別世界が広がる。
テラスの上の落ち葉は、風に舞い散る事なく枕木の上に積もっている。
庭も隣接する財産区林も静謐でまるで音を吸収しているかのようだ。敷地内がマイナスイオンで満たされているように思える。
まあ、こんな日も悪くはないかな…
この雨で湿度が上がるだろうから対COVID-19という観点からは「救いの雨」と言えるかもしれない。
加えて、今日の夕方5時迄に金融誌の原稿を仕上げねばならなかったので、仕事に集中するという意味でも「助けの雨」だ。こういう日はBGMに凝るのが粋だな…
実は、10月に入ってからビジネス、プライベートの両面でIoT化をさらに進めてきた。要は、Amazon AlexaとGoogleアシスタントに繋げるモノは片っ端から接続してきたのである。
通信環境もルーターをWi-Fi 6対応機器に総入れ替えするなど、それなりにコストと時間をかけて対応したので、インターネット環境の快適さは大幅にアップ。
AIの進化と関連機器の価格低下は私の事前予想を大幅に上回るペースで進んでいる。もうAIやロボットに出来る仕事は彼ら(?)に任せてしまい、私は「考」「感」「創」といったいった領域により集中しようと腹を括っている。
その中核を担うスマートスピーカーのネットワークは、当初は愛嬌たっぷりの「Amazon Echo(Alexa)」からスタートしたものの、おまけで貰った「Google Nest mini」のまるで秘書のような有能な仕事ぶりにもすっかり魅了されてしまった。
そんなわけで、結局、八ヶ岳のオフィスと自宅書斎ではAlexaとGoogleの2系統併用に落ち着いた。同じ指示や質問をすると異なった反応が返ってくる。それぞれのAIの得手不得手が浮かび上がるので面白くって仕方ない。
さて、こんな日は「宮本文昭のオーボエの美しき調べ」をバックに仕事を進めよう。選曲はAlexaとGoogleを競わせてみようかな。
まずは、Alexaちゃんからね!
さて、Google嬢はどんな曲を選ぶかな?
今日はAlexaちゃんの勝ちだな!
最近は、音声操作が当たり前になってしまい、所謂「リモコン」をほとんど使わなくなった自分にちょっと感心する…