緊急地震警報と白き花達の午後

今日の午後1時10分頃、オフィスでパワポで資料作りをしている際に、突然、Galaxy Note 9があの不快なアラート音を発した。緊急地震警報である。

その直後に、富士見町の防災行政スピーカーから大音量の警報音と「大地震が来ます。大地震が来ます…」といった妙に確信的な警告が流れた。

「ああっ、やっぱり一昨晩の夢は正夢だったんだ…(https://triglav-research.com/?p=27797)」と覚悟を決めて、すぐにオフィスの外に飛び出した。だが、2分待っても3分待っても何の揺れもなかった。自然界のスーパー地震計である「雉君」の鳴き声も聞こえない。

しばらくしてオフィスに戻り、電源を切り忘れたTVの画面を見ると、「飛騨地方で震度4の地震」とのテロップが流れていた。誤報ではなく、幸い、予想震度よりも揺れが小さかったようだ。

各地の震度を調べたが、富士見町は震度1のエリアにすら表示されていなかった。私がまったく揺れを感じなかったのは正しかったのだ。

跡津川断層帯辺りが動いてるのかな?  4月初めから地震に対して抱いているザワザワ感が、今回の地震で消えたかなと期待したのだが、効果はまったく無し。

むしろザワザワ感は高まったような気がする。う~ん、当面は地震に対して気を緩める事は出来ないな。
——————–

今日は、朝から雨だったが、ちょうど、この緊急地震速報の頃から雨が上がった。庭や財産区林の樹木や草木が、最近ほぼ1日おきに降ってくれる「慈雨」に大喜びしているのが伝わってくる。

フィトンチッドの放出が活発になってくるのがわかるようになったのは、八ヶ岳ライフを始めて3~4年経った頃だったろうか… 「森林浴効果」を楽しむ上で、我が家のメインウッドデッキは最高の場所である。

財産区林に向けて張り出したメインウッドデッキから庭を眺める。山桜が散った後の主役は、白き花を咲かす木々となる。

最も存在感を誇示するのは、白いブラシのような花(花序)を咲かすウワミズザクラだ。

ウワミズザクラの花序。白いブラシが沢山木に咲いたようで、本当に美しい!

我が家の敷地と隣接する財産区林にそれぞれ1本ずつ生えており、例年この時期は「競演」するかのようである。

こちらは我が家のウワミズザクラ。
一回り小さい財産区林のウワミズザクラ。木と木の間の距離は4m程だろうか?正に「競演」である。

アルプス乙女の可憐な花は今が満開。

アルプス乙女は今が満開。

鹿軍団の食害で壊滅寸前の状態にまで追い込まれたブルーベリー達も小さき花を鈴生りに咲かせている。

ブルーベリーの白く小さき花。鹿の食害の傷が癒え、今年は初めてすべての株が開花してくれた。

白い花と言えば、我が家の東のシンボルツリー「リョウブ」がひとわき艶やかだ。その株分かれした優美な幹からは、まだ新芽が開きつつあるところであり、白き花を咲かせるのは、もう少し先である。

我が家の敷地の東端に位置する「東のシンボルツリー」である リョウブ。株分かれした樹形が美しく、私の超お気に入りの内の1本である!
リョウブは白い花が艶やかで最高に美しいのだが、新芽のライトグリーンも格別だ。

とりあえず、フィトンチッドと白き花々で、心のザワザワ感を鎮める事にしよう…