社主さまが5月6日に巣ごもり生活に帰還して以降、私の山籠もり生活はルーティンに戻った。
朝6時前後に起床して、1時間程ニュースのチェック&クリッピングを行う。7時からは朝のマシン・ウォーキングを30分間。最近は、テレビ東京ビジネスオンデマンドで番組を再生をしながら歩くのが習慣となっている。
ウォーキングを終えると7時半からは、NHK BSで朝ドラ「エール」を視聴。収録済みのストックはどの位あって、いつまで放送が続けられるんだろうか? そんな心配をしながら明るくて前向きな内容を楽しむ。朝ドラはやっぱりこうでなくっちゃいけない!
朝ドラ視聴中に朝の楽しみである珈琲を淹れる。「マツコの知らない世界」の「おうちコーヒーの世界」に感化されて、パナソニックの珈琲メーカー「NC-A56」を購入してもうすぐ2年。まったく故障もなく、オフィスエントランスの脇の特設コーナーで存在感を誇示し続けている。
珈琲豆は20数種類を試したが、最終的には、富士見町テーブルランド(https://www.tableland-coffee.com/)さんの「富士見高原」「八ヶ岳」「テーブルランド」の3ブレンドに落ち着いた。今年には入ってからは、この3種類のブレンドをローテーションで味わっている。
今日は「富士見高原ブレンドの日」だが、ちょうとキャニスター内の豆が切れていた。先日購入しておいた新しい豆の封を切ると、香ばしい香りがオフィス内に広がった。この瞬間が本当に好きだ。
その日の気分で使い分ける珈琲カップも、数えてみたら17個購入(出張講演先で買ったものもかなりある)。その内、壁に飾るお気に入り9個は最近固定しつつあり、この3ヵ月程は「不動」の状態が続いている。今日は「九谷焼」にしよう!
「エール」視聴が終わると、軽い朝食の開始だ。珈琲(1杯目)、低糖ヨーグルト、マヌカハニー(スプーン1杯)、自家製黒ニンニク1片、それに、ふすまパンかフルーツ(今日はオレンジ1個)のシンプルな組み合わせ。
見事な位に味気ないが、元々「食」に、まったくこだわりはないので、1人の時はこれで十分なのだ。最近は、日経の地域経済版を細かくチェックしながらの「ながら朝食」。
この軽い朝食を終えるのは大体午前8時前後。毎朝、3杯分の珈琲を淹れ、2杯目は雨の日以外はオフィスのウッドデッキに出て、庭や財産区林を眺めながら味わう。
15分程ノンビリと「自然鑑賞」をした後は、これもルーティンの「朝の敷地内散策」だ。時間は平均すると10分程かな?
今朝は、アルプス乙女の開花が始まっていた。ホスタさん達も凄い勢いで生長している。
不思議に思うのは、オフィスの周りにタンポポが沢山咲いている事だ。オフィスをセルフビルドした際にはタンポポなんてどこにもなかったのだが、いつの間に進出してきたんだ? まっ、イイか…
気が付けば8時25分。さあ、今日も8時30分から決算分析作業の開始だ! —と、こんな具合に、見事な位に定型化されたシンプルな朝の「嗜み」が延々と続く。
大都会で生活する人達には、味気なく、つまらないスタイルと思えるだろうが、私個人としては、こんな変わり映えのない日々に些細な喜びを感じ、とても満足しているのだ。
そう言えば、六本木ヒルズで働いていた頃は、毎朝、1Fのスタバで珈琲を買う事から仕事が始まっていたな…