政府の緊急事態宣言よりも10週間も早く我が家(社)固有の「非常事態宣言」を発令し、政府の要請並みか、或いは、それ以上の防疫対策を継続してきた。そして先週からは、Exit戦略とそのタイミングを探ってきたのである。
昨日は、八ヶ岳のこの時期にしては珍しい終日の雨で、まあ色々な意味で「悪しきモノ」をしっとりと洗い落としてくれたような気がした。
そんなわけで、昨晩の時点で、5月11日(今日)から、我が社的には15週間に亘った非常事態宣言を解除し、新しい日常生活(New normal)モードに移行しようと決定。
今朝は午前6時過ぎに目覚めたのだが、昨日の天気とは打って変わって、正に「快晴」である。まるで「八ヶ岳ブルー」の空が、非常事態宣言解除を祝福してくれているかのようだった。
マスク着用、こまめな手洗い、三密絶対回避、ソーシャルディスタンスキープなんてのは、これからの日常生活では当たり前である。ただ、「何から何まで自粛」といった消極的な姿勢はもうやめにして、しっかりと「優先順位付け」を行った上で、なすべき事はなそうと決めた。
朝の珈琲を味わった後、敷地内を散策。昨日の雨が「恵み」となったようで、庭の木々の新芽が美しく輝いていた。
午前10時過ぎに自動車税の支払いに本郷郵便局に出掛け、その後は富士見の町で食料品や日用品の買い物をした。私が心配するまでもなく、New normal は、少なくとも富士見町民の「買い物」の際には定着しつつあるように思えた(安心して快適に買い物出来た)。
意外だったのは、あれ程「品薄状態」だったマスクがスーパーやホームセンターの店頭に並び始めている事だった。
我が家(社)は、1月26日の非常事態宣言発令日に購入したマスクのストックがまだ潤沢にあるので購入する必要はなかった。だが、さすがにキャンドゥ富士見店に3枚100円(お一人様一点)のマスクが売られているのを見た時は、ちょっと嬉しくて思わず購入してしまった。
勿論、非常事態宣言解除の「記念品」とするためである。そう言えば、アベノマスクってどうなったんだろうか? 元々、我が家には不要だったのだが、今更届いてもな… そうだ、今日買ったマスクと一緒にショーケースにでも入れて飾っておこう!
買い物の帰りに立沢川橋梁の脇の道を通った。冬の間は寒々しい朽ちたイメージしかなかった「旧立場川橋梁」の鉄錆の色が新緑に映えて、妙に美しく思えた。思わずD4を道路脇に駐車して写真撮影。
要は何事も「心の持ちよう」なのだ!