我が社(家)固有の緊急事態宣言発令(『八ヶ岳稿房』では非常事態宣言と書いていた)から、あと1週間で丸3ヵ月が経過する。
この間、対COVID-19の防疫生活もすっかり習慣化した。そして、この「習慣」が今後、かなり長い期間に亘って「日常化」すべきものである事もわかってきた。
そんなわけで、これから1週間程掛けて「非常の日常化(常時非常時対応)」のためのライフスタイルの微調整を試みる事とした。
防疫生活においては「ちょっとやり過ぎ(慎重)だったかな…」なんて反省している事がいくつかある。そのひとつが、自宅でのウォーキングだ。
実は、SARS-CoCV-2が本当に「空気感染」しないのか、ちょっと懐疑的だった。そのため、オフィスでのマシンウォーキングは欠かさなかったが、花粉症の時期と重なった事もあり、2月最終週から昨日まで、自宅ではウォーキングを1回もしていなかったのである。
八ヶ岳滞在中は平均で16,000歩位は歩くのだが、これが自宅「巣ごもり中」は4,000歩程度に減ってしまう。これは良くない! ジョギングやウォーキングは、政府の緊急事態宣言下でも問題はない(むしろ推奨)とされているので、まずは、ウォーキングから復活する事にした。マスク着用し、ソーシャルディスタンスの確保に細心の注意を払うのは言うまでもない!
幸い、昨日の風雨の1日と打って変わって、今日の自宅周辺は朝から快晴。午前10時前から社主さまと、定番の自宅周辺コースを約70分ウォーキングした。
「新緑の候」とは、5月の時候の挨拶だったと思うが、この表現がピッタリの陽気であった。
ジョギングやウォーキングを楽しむ人達は、私が予想をしていた以上にはるかに多くて、これも「緊急事態宣言下のひとつの光景(在り方)」であると実感。
「何から何まで自粛(萎縮)」ではなく、これからも相次ぐであろう新型ウィルスとの闘いに備えて変えねばならない事、変えてはならないことを冷静に峻別べきタイミングなのだろう。
自宅での久々のウォーキングは「1日ひとつ小ネタで感じる些細な喜び」となった。
それにしても、八ヶ岳本宅とオフィスでは「電柱と電線のない生活」に馴染んでいるので、自宅ではその「ウザさ」が気になって仕方ないな…