1日のほとんどを八ヶ岳の敷地内で過ごす生活が続いている。
今日もD4で郵便ポストにレターパックを投函に行っただけだ。おそらく社主さま(家内)以外の人間と最後に会話してから100時間以上が経過しているように思う。
元々、人混みは大嫌いなので「人(他人)との接触を8割削減」と要請されても苦痛でもなんでもない。それに、講演時期と決算分析山籠もり期間中を比較すれば、人との接触は8割どころか95%以上は減るはずだ。特に意識はしていなかったが、対新型ウィルスとの闘い方を既に習熟していたのかもしれない。
「1日ひとつ小ネタで感じる些細な喜び」にもすっかり慣れてきた。今日も昼前から焚き火三昧。社主さまが、3本250円で購入した千葉産のサツマイモで焼き芋を作ってくれた。
水に浸した新聞紙でサツマイモを包み、その上をさらにアルミホイルで包み込む。焚き火台に放り込んで待つ事約30分。
驚く程簡単に、感動する程にほっくり甘い焼き芋が完成。ああ、細やかな至福の時だな…
夕食には、敷地内から芽を出したばかりのフキノトウの天麩羅が並ぶ。頬張ると、春の香りが鼻に抜けた。ちょっとしたほろ苦さがまた堪らない。
「自粛生活」って心の持ちよう次第だな…