八ヶ岳山籠もり2日目。朝から快晴で、本来ならば桜の名所でも訪れたくなるような陽気なのだが、勿論、そんな事はしない。
1ヵ月後に緊急事態宣言が解除できるような状態になる事をひたすら信じて(願って)、八ヶ岳滞在中は人との接触を極力避けると決めたので、あとは信念をひたすら貫くだけだ!
但し、COVID-19パンデミックが終息したからと言って、世界が「以前のそこそこ幸せだった状態」に戻るなんて楽観的な見方はしていない。
例えば国家財政。元々、税収が年間64兆円しか見込めない国家が、103兆円もの歳出を計画。そんな国が、これにCOVID-19パンデミック対策で108兆円の事業規模の緊急経済対策を実施し、追加財政支出が40兆円に達するのである。
国家の借金は昨年末で1,111兆円。一方で政府資産は広義で約700兆円と言われているが、こちらの方はMark-to-marketしたら…(『銀行業界鳥瞰図』ではないのでこれ以上書くのはやめよう)
緊急避難措置として対応せざるを得ない経済対策を実施するのは当たり前だが、当然、その代償は年金支給や社会保障負担等、国民生活の将来に影響を及ぼすのである。
そんな状況にある国家の一国民(及び法人)として、パンデミック終息後の社会の変化をどう読み、どう対応するかは極めて重要である。
調査業務を生業とする個人(会社)としては、その真価を問われる局面なので、せめて「志だけはより高く持とう」と意識している。
対照的に、「日常における行動は、これまでの自粛生活よりもさらに控えめ」にするつもりだ。仕事以外では「1日ひとつ小ネタで感じる些細な喜び」を今回の山籠もり期間中の基本コンセプトとする事にした。
さあ、今日は何をしようか? そうだ、例年よりもかなり早いが、ガーデンファニチャ類をウッドデッキに並べよう!善は急げと、すぐに行動開始。
約20分程で、メインウッドデッキとオフィスウッドデッキに、それぞれ、ベッド、テーブル、チェア2脚で構成されるセットが並んだ。
人工ラタンのガーデンベッド等は、通常は4月下旬にオフィスの地下室から出してGW休暇から本格稼働するので、約1ヵ月早い蔵出しだ。これで山籠もり期間中、食事や寝転がっての読書の場が確保出来たぞ。
そして、仕事に飽きたら、敷地内をただノンビリと散策。 正に「こばち~の些細な喜び」である…