八ヶ岳はいつもと変わらない… 心和む「八景」

前回、「一転して春の予感」と脳天気な内容を配信したのは2月21日の事だった。その後、プライベートで色々あって「乱気流」のような状態に巻き決まれた。珍しく仕事度段取りまでグチャグチャになり、兎に角、疲れた。

そうか、『八ヶ岳稿房』も丸3週間休稿していたんだな。見事に忘れていた…

軽い昼食を済ませた後、所用で本郷の郵便局に出掛けた。その帰り掛け、お気に入りの写真撮影スポットにD4を駐車し、八ヶ岳を仰ぎ見た。

世の中は、COVID-19パンデミックによる混乱で「荒(すさ)んだ」という表現がピッタリの状況にあるが、八ヶ岳はまったく無縁であるかのように悠然としていた。

本郷郵便局で所用を済ませた後、お気に入りのスポットで八ヶ岳を仰ぎ見た。その悠然とした姿はいつもと変わらない。

いつもと変わらない八ヶ岳に見とれている内に、何故か無性に「井戸尻」に行ってみたくなった。迷う事なくD4で直行。

考古館の駐車場にD4を置いて周辺を散策。ここも世の中のざわつきとはまったくの別世界、正に「神々のおはします地」だった。

井戸尻から眺める南アルプスの山々も当然ではあるがいつもと変わらなかった。
写真中央にボンヤリと見えるのは富士山だ。
井戸尻からは南アルプスや富士山だけでなく八ヶ岳の山頂部も仰ぎ見る事が出来る。
「水温む」という表現がピッタリの穏やかな光景だ。
残念ながら水車は回っていなかった…
復元住居の周辺はまるで時間が止まったかのように静謐だった。
紅梅かな? 今年の梅の開花は平年より1ヵ月も早いそうだ。

ああ、やっぱり「八ヶ岳」はいいなあ…