八ヶ岳だからこそ出来る事 — 第3の子会社「TBGF」稼働中!

会社本業(金融機関向けの調査・コンサルティング業務)以外の業務については、子会社で対応するようにしている。子会社と言っても、実際に資本を払い込んで設立しているわけではなく、あくまでも「想像上の(気分的な)子会社」である。

第1の子会社が、八ヶ岳オフィス周辺の気象情報をリアルタイムでモニターし、将来は「地震予測」まで手掛けようと考えている『トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所』だ。この会社は『八ヶ岳稿房』でも度々登場しているので、ご存じの読者も多いはずだ。

第2の子会社が『トリグラフ縄文土偶研究所』で、現在はインスタグラムを通じた「縄文文化(縄文の顔)」に係る情報発信が主たる業務である。こちらについては、将来的には「八ヶ岳縄文王国」の魅力伝道を核にした「地方創生」業務を担いたいと計画している。

そして、第3の子会社が『TBGF(Triglav Balck Garlic Factory)』だ。トリグラフ・ブラック・ガーリック・ファクトリーと社名の響きはお洒落だが、要は「八ヶ岳で黒ニンニクを作っている」会社である。

2018年秋頃から黒ニンニクに嵌まっていた社主さま(家内)から、黒ニンニク自家製造プロジェクトの社命が下ったのが、ちょうど1年程前だった。代表取締役である私は速やかに対応。

いくつかの「黒ニンニク製造(熟成)機」候補の中から「エムケー精工」製を絞り込んで購入し、昨年の2月下旬から黒ニンニクの自家製造事業に乗り出したのである。

こちらがエムケー精工の黒ニンニク製造機。まあ炊飯器の親戚と考えれば良い。完成までの残り時間は73時間と表示している。

当初は、新百合ヶ丘自宅での熟成を計画していたのだが、その「製造時の臭いはあまりにも強烈」だった。自宅の車庫や半地下状態となっている1Fベランダでの製造を試みたのだが「ご近所から苦情が来る前に撤退しよう!」という結果に相成った。

結局、私が八ヶ岳本宅の外部に設けた「物置スペース」内に「ニンニク製造機」の置き場所を確保。出社日のタイミングと調整しながら、黒ニンニク製造を継続している。

自宅での製造を断念した黒ニンニク熟成事業は、八ヶ岳本宅の外部物置スペースに拠点を移す事となった。

本当に不思議なのだが、新百合ヶ丘の自宅では耐えられない程に強烈だったあの「ニンニク熟成臭」が八ヶ岳ではほとんど気にならない。収納スペースに脱臭用に大量に炭を置いた効果なのか、周辺の財産区林の樹木や本宅ログが発する「フィトンチッド」がニンニク臭を掻き消しているのかは定かではない。

ニンニク製造機のスペースには雨が吹き込む事はない。スタイロエースや下には炭を大量に置いて、防臭・保温効果を気休め程度に施している。

勿論、収納スペースの周辺が風通しの良い開放空間である事も影響しているだろう。いずれにせよ、黒ニンニクの製造臭が最もキツい熟成開始2~3日後でも、製造機の側を歩いた際にあのニンニク臭に漸く気付く程度なので「効果は絶大」である。

どうしても加熱部分に近い下段のニンニクの外側が黒くなるのだが、この程度なら中身が焦げるような事はない。これ以上黒くしないために追加の水を少し投入する。

製造開始当社は、生ニンニクの確保に苦戦したが、昨年の秋に「青森産生ニンニク」の調達ルートも確保出来た。熟成開始時や追加で加える水の量をニンニクの大きさや個数に応じて調整するノウハウも蓄積。

色々な産地のニンニクを試したが、やっぱり「青森産」のこのサイズが最高だ!

ニンニク製造機は基本的には12日間(288時間)でタイマーが切れる設定なのだが、それよりも1~2日前に熟成を終えた方が「美味しい」という事もわかってきた。

次のサイクルで製造するために、既に生ニンニクは調達積み。勿論、青森産である。

最近は市販品よりも「TBGF製黒ニンニク」の方がクオリティーが高いという自信を持てるまでになっている。あまりにも「美味しい(そしてニンニク臭がない)」ので、今年になって、私も「1日1片」黒ニンニクを食すようになった(元々、ニンニクはあまり好きではなかったのだが…)。

こちらが完成品。最近は製造ノウハウも蓄積し、青森産の安定調達が実現出来ているため「本当に美味しい」。元々、ニンニクがあまり好きではなかった私も「1日1片」を継続している。

そう黒ニンニクの製造は「八ヶ岳だからこそ出来る」できる我が社(我が家かな?)のお楽しみなのだ!