軽井沢界隈周遊を終えた社主さまは、新百合ヶ丘の自宅に一旦帰るのが、今回の山籠もり期間の当初からの計画であった。勿論、私が丸1週間仕事に専念するためである。
今朝の7時半前に社主さまを高速バスの小淵沢バス停に送った後、午前8時から今年の「仕事始め」となった。午前中に雑務を終え、午後からは某金融誌の新年1月号の最終稿チェックに取り掛かる予定だったのだが、ドラフトの仕上がりが夕方にズレ込むとのメールが届いた。そんなわけで、早くも今日から公表が始まった日銀のマクロ統計関連資料のアップデートを優先する事になった。
社主さまをバス停にお送りした時点では「薄曇り」といった感じだったのだが、その後は天候が悪化し、昼前には雪が舞い始めた。
昨年12月23日に八ヶ岳オフィスの敷地内に積もった雪は、1月4日の初出社の際にはそのほとんどが解けていた。「今年も雪は少なさそうだな…」なんて焚き火を楽しみながら呟いたのは昨晩の事だった。この目まぐるしい自然環境変化も「八ヶ岳ライフ」の楽しみのひとつなのである。
マクロデータの更新作業が一段落したのは午後3時前。オフィスの窓から庭を眺めると、敷地内は雪で一面、真っ白に覆われていた。
気分転換に庭に出てみると、見事な位にサラッとしたパウダースノーで、積雪は3~4cm程度であろうか。既に小降りになりかけており、10cmを超えるような積雪にはなりそうもなかった。
まっ、この程度の雪なら、むしろ風情があって悪くないな。明日の朝、青空だったら、本当に美しい光景が味わえるのだが、残念ながら「雨」の予報だ。
こんな具合に「雪の日の仕事始め」を楽しめるのは、まだ1週間の山籠もり期間の初日だからである。後半になると疲弊して、そんな余裕はなくなってしまうだろう…