1月15日~18日が、我が社の対外的業務の仕事始めの週となった。2019年版にフルバージョンアップした講演のスタートは1月28日からの週となるが、その試行版で講演を3件程こなして、東京での仕事が完了。昨晩、八ヶ岳オフィスに出社した。今年2回目の出社である。
LPR作業は、業務については「講演体系の見直し」という最も手間の掛かる(かつ最重要)案件が終了したが、プライベートも含めると進捗状況はまだ2合目といったところだ。業務に限定したBPRは、これまでは1月末を目処に仕上げてきたが、今回は対象を Lifestyle全般に拡大し、70歳代を見据えての構想・準備となるので、焦らずに「長期戦」で取り組む事にした。4月には、3週間程の長期休暇をとる予定だし、その後は10連休となるGWも控えている。GW明けの銀行決算の発表までにじっくりと考えて行こうと決めた。
当面は、頭に浮かんだアイデアや興味を覚えた資料を超お気に入りのアプリ「IdeaGrid」に片っ端から放り込んでストックする事にした。暇や閃きがあったら、グループ化したり、パズルのように並び替える。そんな具合にLPRのためのアイデアを熟成するのだ。
ちなみに、IdeaGridのテキスト入力は、ほとんどが Apple pencilによる手書きか音声入力である。アプリによっては、もうほとんど画面上のキーボードにタッチしない時代になった。デジガジェ類の進化は本当に凄まじい。
朝の9時過ぎには定番作業を終え、庭に出た。今年何度呟いたか、もうわからない程だが、兎に角、八ヶ岳西麓標高1,300mの地の冬とは思えない程に穏やかで寒くない。「温かい」という表現を用いても大袈裟ではない気がする。敷地内には「雪の欠片」もない。
異常とも言える「陽気」に、もしやと思って、オフィスエントランスの脇の地面にスコップを突き刺してみた。「おおっ、刺さって立ったぞ!」とビックリ。例年だったら表土まで硬く凍ってスコップは弾き返されるのだが… 最近は、日常生活のさり気ない場面で「地球温暖化」を実感する事が多い。さあ、遊んでないで講演資料の構成を考えよう。今日は、休日返上して仕事に取り組む予定なのだ。
午後4時過ぎに予定していた仕事が終了。テーブルランドさんの珈琲(富士見ブレンド)を味わいながら、テレビのスイッチをオン。すると画面にいきなり見慣れた「ツリーハウス」が映し出された。間違いなく茅野の「高過庵(https://triglav-research.com/?p=18772)」である。思わずそのまま見入ってしまった。
SBC信越放送制作の「不思議ジャパン、世界へ!(http://sbc21.co.jp/tv/fushigi-japan/)」という番組で、MCのサンドウィッチマンさん達と高過庵の制作者 藤森先生との対談もあり、超ナイスな番組だった。藤森先生のコーナーは4時25分頃に終了。高過庵や空飛ぶ泥舟に代表される藤森作品が海外でも注目されている事を初めて知った(土偶さんと同じで海外の方が見る目があるんだな..)。
番組に刺激されて、我が社のツリーハウス建築予定地に急に足を運んでみたくなった。残りのコーナーを録画して、オフィスウッドデッキから建築予定地を見おろした。午後4時半を回っているので、夕陽は既に南アルプスの山々の稜線に近付きつつあった。
実際に予定地に立って、様々な角度から眺めて見た。「うん、やっぱりここがツリーハウスに最適だな。」と確信。同時に「LPRの中で、ツリーハウス・プロジェクトをどうするか考えていなかったな。」と気が付いた。ああ、また検討事項が増えてしまったな…
あとで録画を見たら、藤森先生のコーナーは、間に軽トラック等の小ネタを挟んだ後に、また続いた(本当に世界各地から建築依頼が舞い込んでいるのだ)。私は世の中の「土偶さんブーム」をかなり先取りしたと自負しているが、ツリーハウスブームも来そうな予感がする。